電通107年ぶりの赤字、上場後は初という記事より。
大手広告代理店の電通は7日、2009年3月期連結決算の純損益の見込み額を、前回予想の110億円の黒字から204億円の赤字に下方修正すると発表した。電通の赤字決算は01年の株式上場後初めて。
大手広告代理店の電通が、株式上場以来初めて、そして創業期の1901、1902年度以来の赤字となっています。
株式を保有するフランスの広告会社の有価証券評価損510億円を計上したことが響いたということですが、本業のテレビ、新聞などの広告取扱高も減り、そちらでも売上高は前期比8.3%減となっています。


■関連記事
売上高は前期比8・3%減の1兆8871億円、営業利益は23・1%減の431億円の見通し。年間配当も予想の40円から35円に下方修正する。