サントリーがまい泉買収、中食事業へ参入という記事より。
サントリーは17日、とんかつの「まい泉」を展開する井筒まい泉(東京)を買収すると発表した。
サントリーが、とんかつの「まい泉」を展開する「井筒まい泉」を買収するそうです。
「外食事業の拡充と、弁当や総菜を家に持ち帰って食べる「中食(なかしょく)」事業への新規参入が狙い」とされていますが「まい泉」はどんな会社なのでしょうか。
ちょっと調べてみても、オフィシャルサイトには会社概要らしきものがなかったので、よく分かりませんでした。
「まい泉のあゆみ」というコンテンツを見ると、次のように書かれていました。
なんのキャリアもない一介の主婦が飲食業という見ず知らずの世界に飛びこみ、今日の会社に発展しましたのも家庭の味をレストランに、家庭の奥様に代わって愛情ある料理を高品位のサービスと共にお客様にご満足頂けるよう努力致した結果と自負しております。
元々は主婦ベンチャーだったようです。
そしてベンチャー企業は、こんなに大きくなりました。
井筒まい泉は1965年創業。とんかつ専門店のほか、全国の百貨店などで弁当や総菜、サンドイッチなどを販売している。年間売上高は約72億円。従業員数は昨年10月末で約370人。
金額は明らかにされていませんが「サントリーは2月末までに95%の株式を井筒まい泉の創業者一族から買い取り、3年後をめどに残りも取得する」ということです。
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人口減少を背景に外食産業が伸び悩む一方で、中食市場は拡大を続けている。両社は加速する少子高齢化をにらみ、商品の共同開発などを手掛けることで、増加が予想される高齢者世帯や単身世帯、働く女性らのニーズに応える。