Amazon「仮想商店街」事業に参入

アマゾンも年内にネット商店街…衣料・食品も取り扱うという記事より。

アマゾンジャパンは自社サイトで書籍やCD、家電などを直販しているが、同じサイト上に仮想商店街を設け、小売店の出店を促すことで、売れ筋の衣料品や食料品なども取り扱うことができるようになる。

Amazonが楽天市場のような「仮想商店街」事業に参入することが明らかになったそうです。年内を目処に予定しているようです。

記事にも「集客力の強いアマゾンの参入は、仮想商店街事業で先行する楽天やヤフーの顧客基盤を揺るがしかねず」とありますが、確かに業界の地図が塗り替えられる可能性はありますね。

衣料、食料品が販売されたらいいなぁ、とは思っていたのですが、まさか現実のものになろうとは。凄いことですよ、これは。

アマゾンは仮想商店街事業に参入することで、出店者から手数料収入が得られることに加え、品ぞろえが増えるとサイトの集客力が高まり、アマゾンが直販する書籍などの売り上げ増も期待できる。利用者にとっては、同じサイト内で購入できる商品が増え、買い物の利便性が高まるとみられる。

Amazonではワンクリックで購入できるのが便利だったりして、けっこうCDや書籍を購入している人も多いことでしょう。あとはブランドの安心感も大きいですね。

楽天では商品が間違って届いたり、発送されなかったり、ポイントで購入したのに間違って処理があったりと、ショップの対応がまちまちだったりするので、Amazonブランドでうまくやってくれるのなら、個人的な利用頻度も非常に高くなりそうな予感です。

親会社である米国アマゾンは02年11月から仮想商店街事業を始めたが、06年1~3月期には、仮想商店街などを通じた販売商品数が全体の約3割を占めるなど中核事業に育っている。

後発ですけど、ヤフーショッピング、楽天市場を追撃できる余地は十分にあるのではないでしょうか。