フジ、ライブドア資産の査定着手という記事より。
フジテレビジョンは26日、資本提携しているライブドアに対し、経営データの詳細な開示を求め、同社の経営再建支援に向けた資産査定に着手した。
フジテレビが、ライブドアの経営支援に回るかもしれないという話。可能性としては十分にあり得ますね。
ライブドアとしては何らかの後ろ盾が欲しいところでしょうし、フジテレビにしてみれば通信とネットの融合ではないですが、お手頃な価格でポータルサイトが手に入るとなれば、それはそれに越したことはないでしょう。
企業経営の経験が豊富な平松社長に対する期待感もある。フジ側は「60歳で安定感があり、話も通じやすいだろう」(幹部)と評価。
ライブドアには平松社長と若手社員の融合が求められますね。
しかし、あくまでも「資産を再査定した上で、買収を含めた資本強化策や業務提携の拡充などを検討する」ということで、粉飾決算があったりすると、またどうなるか分かりません。
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ライブドアについて、放送とインターネットの融合を進めるための「舞台装置」になるとみている。
北尾氏は「(情報が乏しく)資産査定ができない。会計監査も信用できないとなれば、何を根拠に買えばいいのか。(へたに買収すれば)株主代表訴訟を起こされる」と説明。