TBS、アマゾンなどと提携し通販事業へという記事。
TBSは24日、電通やインターネット通信販売大手のアマゾンジャパン(東京)と提携し、地上デジタル放送とインターネットを連動させたネット通販事業に乗り出すと発表した。
楽天に対する牽制でしょうか。TBSがAmazonと提携し、地上デジタル放送とインターネットを連動させ、テレビのリモコンで購入できる仕組みを提供するそうです。
Amazon得意のワンクリックが活用される訳ですね。うん、それだったら確かに購入は簡単そう。
TBSは11月19日から毎週土曜日の情報番組「王様のブランチ」で、ネット通販の運用実験をする。生放送の番組で紹介した書籍やDVD、キャラクター商品を、パソコンや携帯電話を使わずに地上デジタルのデータ放送画面をリモコン操作するだけで、アマゾンジャパンのサイトで商品を購入できる。
Amazonの仕組みを使うというのが安心ですね。Amazonの知名度、ユーザ数も急拡大しそうです。QRコードを利用して、携帯電話からも購入できるようにするそうです。
TBSとしては、楽天と経営統合しなくてもテレビとインターネットの融合ができる、というところを示したいところでしょうか。
しかし、テレビとネットの融合って、通販以外は難しいものなんでしょうかね。分かりやすいですけど。
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楽天が提案した番組のネット配信や通販との組み合わせを、他社と進めているTBS。楽天の提案も「誰でも考え付くものばかり」(TBS関係者)と手厳しい。放送局にとっては番組配信サイトが多いほうが有利という考えがあり、「楽天と統合すればほかの有力ネット企業との提携はやりにくくなる」(業界関係者)との声も強く、経営統合へのハードルはさらに高くなった。