ACCESS、PalmSourceを買収というニュースより。
組み込み向けブラウザ「NetFront」で知られるACCESSは9月9日、Palm OSを開発する米PalmSource株式を100%取得すると正式発表した。
IT系で日本企業がアメリカ企業を買収するのは珍しいですね。潜在株式を考慮した場合の買収総額は約358億円に上るそうです。
「PalmSourceが持つ優れたユーザーインターフェース技術などを取り込み、携帯電話向けアプリケーションを拡充する」という目的だそうです。
PalmSourceが開発しているPalm OSはどういう取り扱いになるのでしょうね。日本に携帯電話にPalm OSが搭載されるとか、そういう可能性はあるのでしょうか?
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なおPalmSource社は、今年1月に中国China MobileSoftを買収し、携帯電話向けLinuxテクノロジを獲得。現在は、LinuxベースのPalmOSの開発を進めている。
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ACCESSでは、「PalmSourceを実質的に子会社化することにより、PalmSourceが保有するユーザーインターフェイス、アプリケーション、開発者コミュニティを取り込み、携帯電話向けアプリケーションの拡充が図れると期待している」とコメント。