中山千夏「妖精の詩」

漫画アクションの「ゲームの世界のアレな話」というコラムで、中山千夏「妖精の詩」が最近、コアなゲーマーの間で話題になっていると紹介されていました。

Amazonの商品説明では、以下のようになっています。

私は、恋に落ちた、ひとりのゴーストと。恋は今も続いている、現実を揺さぶりながら。あまりにも切ない、現実と同時進行の、大人の恋の物語。

実はコレ、オンラインのRPGゲームにハマった筆者が、その仮想世界での「恋愛体験」を赤裸々に書いたものなのだそうです。

中山千夏さんは「じゃりン子チエ」の声優をつとめた、あの中山千夏氏で、これを執筆した当時は56歳だったそうです。

「Cardinal Saga」というオンラインRPGにハマり、さらにあるプレーヤーに恋をした中山千夏さん。意気投合し、お互いに芽生える恋心。

「ゲームの世界のアレな話」では、次のように書かれています。

この実録ドキュメントの凄いところは、ゲーム上のロミオ&ジュリエットが互いに愛しているのが、職業・年齢・外見とは全く関係のない、相手の「中身そのもの」という部分。そう、文字通りの「純愛」なんですよ!

最終的にはお互いに素性を明かし、「電車男」顔負けのハッピーエンドが待っているそうなのですが、いったいどんなことになるのでしょうか。ドキドキ。

それにしても、こういう話はよくあると思うのですが、有名人がハマり、それを本に書いたというのが驚きですね。

妖精の詩という同名のブログがベースになっているようですね。さらにちらりと検索してみると、いくつか関連記事がありました。

世界で最も克明なネット恋愛本? 「妖精の詩」の著者・中山千夏さんインタビュー

いや,むしろBlogを始めたころは,このことを本を書くのはあきらめてた。ゲーム内で友達が出来過ぎちゃって,下手なことを書きづらくなってしまっていたし。ところが,そこで恋愛しちゃった。自分でもパニックですよ。

Cardinal Saga 『妖精の詩』著者中山千夏さんインタビュー

中山さん:会ったこともないのに私のこと好きな人っていうのはすごくフシギだった。

『妖精の詩』中山千夏/著 立ち読み
中山千夏 (タレント) – Wikipedia