ビールの素を炭酸水で割る新しいビール「ビアボール」10月発売だけど置いてる店があったので呑んでみて考えたこと

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サントリーが、ビールの素を炭酸水で割って好きな濃さのビールを作れる「ビアボール」を2022年6月に発表し、先行体験を実施していました。

近所にはなさそうなので諦めていたところ、なんと浦和の「立ち呑みモルガン」でポスターを発見。聞けば呑めるというではありませんか!

追記:家で呑んでみました → サントリー「ビアボール」呑んでみた!美味しい?まずい?

サントリー「ビアボール」とは?

「ビアボール」はビールの原液、ビールの素です。これを炭酸水で好きな濃さに割って飲むというスタイルです。

例えば「ホッピー」は焼酎をホッピー(炭酸)で割りますが「ビアボール」はビアボール(原液)を炭酸水で割るスタイル。

ハイボール」にインスパイアされたと思われる名が示す通り、ウイスキー(原液)を炭酸水で割る「ハイボール」に近い存在ということになります。

なんでもビールの消費は2004年以来17年連続で前年割れが続いているそうで、ハイボールでウイスキーを復活させたサントリーならではのビールのテコ入れということになります。

業務用中瓶は2022年10月4日、家庭用小瓶は2022年11月15日がそれぞれ発売日となっています。

なお、業務用中瓶は7月5日から数量限定で先行発売しているそうで、今回の「立ち呑みモルガン」もこの先行発売分を販売しているのかもしれません。

サントリー、炭酸水でビールの素を割る「ビアボール」発売へ

サントリー「ビアボール」飲んだ感想

「ビアボール」のアルコール度数は16%です。まさに原液と呼ぶにふさわしいですが、ロックでちびちびと味わうなんてこともあるかもしれません(まだ試してません)。

で、モルガンの外で涼しげにチューハイを呑んでいたところ、入口のドアに「ビアボール」のポスターがあることに気づきました。なぬ?

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まさかと思い店主のリョウヘイ君に聞いたところ「呑めますよ!」との返事。

うおおおおおお、呑んでみたかったやつ!

速攻で注文したら速攻で出てきました「ビアボール」が!

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ボトルと炭酸水で出てくるのかと思ったら「ビアボール」の専用グラスで炭酸水で割られた状態で出てきました。恐らくベストバランスとして推奨されている1対3なんではないかと思います。

一口。

あ、クラフトビールみたいな味がする。

いわゆる一般的なピルスナービールなどとは味が違います。氷も入っているので、これもまたビールの味わいと違います。かといってホッピーなんかともまた違う。ビール風味、というわけでもない。しっかりアルコール感を感じます。

面白いポジションの商品だと思いましたよね。

この「ビアボール」自体は美味しいものだけど、恐らく中瓶をキープして、炭酸水をオーダーしていく方式が販売方法としてベストだと思いました。

美味しいんだけど、何杯も呑むかというと‥‥今はまだチューハイに戻ってしまいそうなんですよ。なるほどね、と味を確認して、いつものやつに戻ってしまう感じ。

名前も「ビア」と入っているので、どうしてもビールと期待して呑む人が少なくないと思います。となると、やっぱりビールとは違うわけです、これは完全に名前に縛られた宿命なのですが。

だから飲食店には中を本来の推奨スタイルであるマイボトルとして販売してもらい、外(炭酸水)をお代わりしてもらうような売り方で味を浸透させていったほうが良いのでは、と思いました。

ただ、飲食店の立場を考えると、ホッピーと違って炭酸水を売るので利益率は下がるような気はします。

なーんていうことを呑みながら考えていたのですが、美味しいし、濃さが調整できるし、氷のありなしだったり、いろいろとカスタマイズできるというのが「ビアボール」の最大の面白さだと思います。柑橘系のカスタマイズは合う気がします!

テスト販売(?)が終わり本格的に展開するときに、このあたりが遺憾なく発揮されると「とりあえずビアボール」という時代がやってくるかも!? 期待です!!

「ビアボール」が呑める店

「ビアボール」が飲みたくなっちゃった人は、ちょうど数時間前に公開されたばかりらしい「ビアボール取り扱い店舗」をご覧ください。日本全国で約540店舗が取り扱いを開始しています!

ビアボール取り扱い店舗 – Google マイマップ

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コグレマサト
ブロガー/2004&2006アルファブロガー/第5回WebクリエーションアウォードWeb人賞/ブログ&ツイッター&LINE26冊執筆/HHKBエバンジェリスト/ScanSnapプレミアムアンバサダー/カナダアルバータ州ソーシャルメディア観光大使/カルガリー名誉市民/チェコ親善アンバサダー/おくなわ観光大使/オジ旅/かわるビジネスリュック/浦和レッズサポーター/著書多数