スティーブ・ジョブズ、ガンの摘出手術

スティーブ・ジョブズ、ガンの摘出手術――来月復帰の見込みというニュース。

Apple Computer最高経営責任者(CEO)のSteve Jobsはこの週末、膵(すい)臓に見つかった悪性腫瘍の摘出手術を受ける一方で、同社従業員に宛てた電子メールのなかで、この手術は成功し、来月復職する見込みだと語った。

ちょっと寝耳に水で驚いたんですが、Jobs氏がガンの摘出手術を受けていたそうです。「はめずらしい種類のものであり、通常の膵臓癌と比べてはるかに治りやすいもの」だということですが、それでも心配は尽きませんね。

やはりJobs氏が病気になって思うのは、Appleにとっての最大のリスクはJobs氏がいなくなることです。AppleのビジョンはJobs氏の頭の中にだけあると言っても良いかもしれません。Appleの生死は、Jobs氏とともにあるのです。早いところ、こうした状況はなんとかしないといけない訳ですが、このカリスマを乗り越えていくのはそうたやすいことではありません。

ちなみに、このメールは病院のベッドの上で17インチPowerBookを広げてタイプしたものだと同氏は書き添えている。「この週末に私は膵臓から悪性の腫瘍を摘出する手術を受けましたが、この手術はうまくいきました」