
2013年12月より、ANA国際線の機内食が刷新されることが発表されました。新しい子供向け機内食も発表されたのですが、記者発表会に参加し、試食させて頂くことができたのでレポートさせて頂きます! 先に言おう! 子供向けを謳ってはいますが、大人が食べても美味しいです!!
これまでにもANA国際線では子供向けメニューはあったのですが、新たに“食べやすく楽しい食事”をコンセプトに、リニューアルされたのだそうです。
考案したのは実際に子供のいるシェフたちで、この日は3人のお子さんがいる、洋食調理担当の木内シェフが思いを話されていました。
「長女が2歳の海外旅行のとき、搭乗した飛行機の子供向け機内食が簡素で、子供も自分もがっかりしたことがある。ANAでは、そうならないよう“デコ弁”を作ろうと思いました。今回は冬をイメージした雪だるまのカレーです。カレーには野菜がすりおろしてあります。チーズハンバーグもハートでかわいらしく、楽しんでもらえるはず」
ぼくも子供と飛行機に乗ったことがありますが、国内線ばかりなので、そういえば機内食体験というのはしたことがありませんでした。ただ、どんな料理が出てきても「機内食だから」ということで、ある程度は諦めてしまうかもしれません。
しかし、ANAでは決してそんなことにならないよう、子供向けメニューを新たに刷新しました。
それがこちら!

かわいい!
しかも種類が多くて、大人でも目移りしてしまいそうです。

見た目も鮮やかだし、子供が気になるグリコもあるし、これが目の前に運ばれてきたら、きっと目がキラキラしちゃいますね。

ラッコのピンが刺さっていますが、試食では様々なバリエーションが取り入れられていました。


素敵な気遣いですよね。実際に、お子さんのいるシェフが料理をしているんだな〜、と実感します。いずれ、ANAオリジナルのキャラクターが登場するかもしれませんね!?

子供はご飯を食べたらグリコのおまけで遊べます。親もゆっくりと食事を楽しめるように、との工夫だそうです。

トレイに敷いてあるマットにも、一工夫がされています。クイズが用意されているのですね〜。小さい子は、こういう遊びも大好きです。

子供の時に、国際線に乗る経験はそう多くはできないと思うんです、普通は。だからこそ、少し長い時間を過ごす機内で、楽しく食事ができた、という思い出は一生、心に残るんじゃないかと思うんですね。

木内シェフ曰く「子供がかわいいお弁当のときにテンションが高かった、だからお弁当風にしたかった」という思いがあったそうです。
ちなみに、家庭のお弁当のノウハウが仕事にフィードバックされているのかと思いきや逆で、仕事で考案したお弁当のノウハウを家庭で導入し、子供に喜ばれている、なんていう裏話も聞かせて頂きました。