電蔵、遺言サイト「最後の言葉」サービスを開始という記事より。

同社 Web サイトから「最後の言葉」を登録すると、同社のシステムで登録者の存在が確認できなくなった時点で、指定されたアドレス宛に電子メールを送信するしくみ。

||| 貴方の最後の言葉をお預かりします saigonokotoba.com |||

もっと若い頃だったらこうしたサービスの必要性なんて感じなかったと思うのですが、子供が生まれると、何か遺してあげられるものがあれば遺しておきたいな、なんて思うようにもなりました。

今年の正月頃に「泣けるテレビ」というようなタイトルの番組があったんですが、その中で息子が生まれる前に亡くなってしまう若いお父さんの話があったんです。余命が分かっているお父さんは、まだ見ぬ息子にビデオレターを託す。

「3歳の誕生日おめでとう。トイレには行けるようになったかな?」
「10歳の誕生日おめでとう。ママを困らせていないかな?」
「15歳の誕生日おめでとう。ガールフレンドをつくるコツは‥‥」

みたいな話が続くのですが、最後、ある年齢になると、

「もうぼくはこれ以上君にアドバイスを贈れない」

と涙ながらに話すんです。なぜなら「それ以上生きられなかったから」と。

もう涙でそこまでしか見られなかったので、その話がフィクションなのかノンフィクションなのかも定かではなかったのですが、小さい息子を持つ父親としては、彼の気持ちが痛い程伝わってきてしまいました。

ということで、最後の言葉を預かるサービスな訳です。ネタフルのIDやパスワードをはじめ、伝えておかなければならないことはたくさんありそうです。でも、自分が死ぬ日を想定していろいろ考えるのは難しいな。でも、どうしても伝えておかないといけないこともありますからね。自分自身の生き方を見つめ直す良い機会にもなるかもしれない。

仕組みはこんな感じです。

ユーザーの誕生日に存在確認メールを送り、埋め込まれた存在確認リンクがユーザーによりクリックされることで存在を確認、クリックされなくなった時点で30日後に「最後の言葉」をユーザーメッセージとして送信する。

利用料は年間500円だそうです。

あなたは、誰かに遺したいメッセージはありますか?