「定額」の先駆者ウィルコム、今年は料金の見直しもというインタビュー記事がありました。

極めて厳しい状況だとは認識している。最大の原因は夏以降に導入した割賦販売(ダブルバリューセレクト)にあると考えている。

ウィルコムのサービス開発本部副本部長サービス計画部長の寺尾洋幸氏にインタビューしています。

2007年夏から続いた契約者数の純減について「極めて厳しい状況だとは認識」していると語っています。その原因として挙げたのは「ダブルバリューセレクト」で、

安くしても、ユーザーから見て2年ウィルコムと付き合えるか、と考えたときに迷われる方もいたのだと思う。

としています。

これはウィルコムに限った話ではないのですが、同じ端末を2年続けて使ったことがないので、個人的には確かに魅力を感じない部分ではあります。

さらに、ソフトバンクやイーモバイルについても「もちろん影響がないということはない」と言及しています。

データ通信の方も厳しいことは確かだが、現状ではまだそこまででもない。ライバルの一つイー・モバイルはまだエリアの問題があり、その点ではこちらに優位性がある。データ通信で気になるのはどちらかというと(2007年12月にパソコン向け定額制データ通信を開始した)au(KDDI)だ。

スピードよりもエリアを重視している、と取れるコメントです。ビジネスユーザのことを考えるとエリアが重要なんでしょうかね。それでもイーモバイルのエリアもかなり広がっていると思いますが。

というようなところで、今後の対抗策として料金見直しと積極的な端末投入が挙げられています。

今までは、通信速度が高いプランでは月額料金を上げ、通信速度が低いプランでは月額料金を下げるというプランだった。ただ、こういった、データ速度に合わせて料金を設定するというのはさすがに市場の情勢から見ても厳しくなってきた。

エリアという意味で考えれば確かに強みがあるので、低速プランを徹底的に値下げして、サブの回線でもいいからユーザを離さないというのは一つの戦略になるでしょう。

高速化に関しても「2008年1〜2月にかけて(現在の最高通信速度512kbpsから)順次800kbps対応の基地局を増やしていく」ということですが、こちらも料金次第ですね。

特にW-ZERO3は、昨今の企業内のセキュリティ意識の高まりに応えていける製品だと考えている。

エリア発言にしても端末投入にしてもそうですが、やっぱり企業ユーザが大切なんでしょうね。ウィルコムには頑張って欲しいですが。

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