ウィルコム、2.5GHz帯割当で「次世代PHSサービスに全身全霊で取り組む」という記事より。

21日、総務省で2.5GHz帯の特定基地局開設計画の認定式が行なわれた後、ウィルコム代表取締役社長の喜久川 政樹氏が報道関係者の取材に応え、免許獲得の喜びを語った。

KDDIとウィルコムが2.5GHz帯の免許を獲得した訳ですが、そのことに関してウィルコムの喜久川社長の喜びの声が紹介されていました。

・確率は1/2、今日まで(認定されるかどうか)不安だった
・自信はなかったが、真剣さでは一番だった
・2.5GHz帯獲得に頑張ってきて疲れた。今は何も考えられない

掲載されている顔写真にもにじみでているのですが、疲労の色が濃いです。本当に良かった、一安心、というところなのでしょうね。

個人的にも、今回の免許が割り当てられなければ、ウィルコムの未来はないのではないかと思っていました。

データ通信にしても、料金プランにしても、ウィルコムのらしさというか、ウィルコムならではの優位性はなくなったといっても過言ではないでしょう。

それはきっとウィルコムも分かっているはずで、だからこそなんとしても2.5GHz帯の免許は獲得しなくてはならなかったのではないかと。

だからこその表情なんではないでしょうか。

事業計画としては、

商用サービスは2009年10月開始予定で、その半年前の同年4月に試験サービスが開始される予定。

ということで、少なくとも今から1年以上の準備期間があります。

その間にイーモバイル(定額データ通信)やソフトバンク(低料金)などにユーザが流れてしまう可能性は大いにあります。

新規獲得に力を入れるだけでなく、既存ユーザにも目に見える形でメリットを提示しないといけないかもしれませんね。愛あるユーザがいるうちに。

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