「赤耳」はどれくらい速いのか?—「W-OAM」対応W-SIMを試すという記事より。

今回試用する「RX420AL」は、通信モジュールのみのW-SIMでは初の「W-OAM」対応製品で、人気のW-ZERO3シリーズでも利用料金はそのままに通信速度の向上が期待できる。

「首を長くして待っていたユーザーも多いだろう」ということですが、本当にW-SIMの高速化は「待望」でしたね。

記事の解説を引用すると、

基地局と端末の無線通信に従来のQPSK方式に加えて、より効率の良い8PSK方式も導入することで、基地局との通信状態が良好な場所では通信速度を最大で約1.6倍に高速化し、通信速度は従来の(QPSK方式の)半分になるが、その分エラー訂正能力の高いBPSK方式も採用する事で基地局と端末間での通信可能距離を拡大するものだ。

ということで、高速化されてしかも繋がりやすくなるという、登場したら絶対に機種変更したくなるような逸品であります。

この記事では、W-OAMに高速化された通信のレビューを行っています。気になっている人はぜひご覧ください。

2xパケット方式では従来のW-SIMが最大58.7Kbpsと9(nine)やW-ZERO3[es]の端末ブラウザと変わらない結果になったが、新W-SIMでは最大93.3Kbpsを記録し、さらに4xパケット方式では175Kbpsを記録した。

対応エリアはどのくらいまで拡大しているのでしょうかね。それが気になるところです。

「赤耳」とARM9がもたらすサクサク感—開発陣に聞く「9(nine)」という開発者インタビュー記事も併せてぜひ。

X420ALにはメーカーであるアルテルのコーポレートカラーである赤いラインが入っており、ウィルコム社内では「赤耳」と呼ばれている。

CPUがARM9であるお陰で「WPC TOKYO 2006で展示したときに、あまり速度が出ていないのにWebサイトの表示が速くなったという感想が多くありました。これは端末が、HTMLを解釈し描画する速度が上がったためです」とも。

9(nine)/WS009KE