ウィルコムが“予想外”だったことという記事より。

ウィルコムの事業戦略説明会が喜久川政樹氏ら新経営陣により行われ、音声・データの定額料金プランをメインにする事業プランや、W-OAM戦略が説明された。

この中で、ウィルコム自身が“予想外”だった再評価についてコメントしています。それは以下のようなものです。

・PHSは低電磁波なので病院でも使える
・音質が良いのでシニアに好評
・音質が良いので数字の聞き間違えが許されない金融関係にも好評

特に、医療事業者や満60歳以上は「ハートフルサポート」として、2,200円で定額プランが利用できるのですよね。これは大きいかも(通常は2,900円)。

さらに「W-OAM」に関しても説明されていますが、個人的に期待しています。

「W-OAMを音声通話に使う一番の利点は、基地局から距離があってもエリア圏外になりにくいこと。移動時の使用感などが向上する。また、ビルなど屋内での電波浸透が高まり、エリアの厚みが増すメリットもある」

さらに通信速度も高速化されるので、より快適感が増すことでしょう。

喜久川社長が「コツコツと地道に、きまじめにやっていくしかない」とコメントしていますが、まさにその通りですね。

ウィルコム、喜久川新社長が会見、「お客様本位と分かりやすさで」という記事によると、

9月末までの加入者数は426万人で、前年同期比で82万3,000増。ARPU(ユーザー一人当たりの平均収入)は4,040円で2004年上期と比べると390円の減少だが、直近の2005年下期と比べると下落幅は40円と「下げ止まっている」

ということで、1年で82万人強が増えたのですね。端末が高速化されて、引き続きスマートフォンなどにも注力していけば、500万人も遠くなさそうな気がします。

さらにウィルコムはARPUが4,000円台で黒字化しているのですが、携帯電話では6,000〜8,000円程度だそうです。「大きなこと」と喜久川社長。

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