「W-ZERO3」が手元に届いてから数日が経過しました。その数日間で何をしたのか、どんなことを感じたかのファーストインプレッションをメモしておきたいと思います。

購入までの経過を振り返ると以下のような感じです。

・某店舗での予約→入荷せず
・オンラインストア→予約できず
・量販店N→予約せず(つれない感じだったので)
・量販店Y→連絡来ず
・電気店L→電話したら入荷せず(3台入荷するかもと言われていた)
・さくらや→走るも時既に遅し
・抽選→外れる
・ラオックスから入荷の連絡→購入!

これが1週間程度の間に起こったことなので、かなり振り回された感じです。ただ、新し物好きとしては、こうやって振り回されている間も楽しかったりして、また複雑な感じです。

ウィルコムストアでは抽選が再び行われていますし、昨日は入荷したら電話連絡を貰うことになっていた量販店Yからも入荷連絡があったので、徐々に流通量が増えているのかな、と感じました。入手できている人も多いはず?

まず最初に手にして感じたのは、かなりしっかりとしたつくりであること。触ると指紋がペタペタとついてしまうのですが、安っぽい感じはありません。キーボードのスライドもカチッ、カチッとはまり、なかなか良い具合です。

大きさはPalmやCLIEなどのPDAを想像して頂くと良いでしょう。手のひらに乗る大きさです。ぼくには大き過ぎるということはありませんが、まさにPDAという感じ。これを耳にあてている姿は、やはりちょっと不思議な感じがするかもしれません。

しばらく使った感想としては、これは“電話”ではないということ。PDAでもありません。まさに「スマートフォン」という新しいジャンルを切り開いた製品です。

これまでの携帯電話の使い勝手を想像していると、ちょっと戸惑うことになると思います。例えばメール送信するには、携帯電話のように片手でタイプして送信、というのは非常に難しいです。

手書きをするか、キーボードをタイプするか、もしくかソフトウェアキーボードをタップして文字入力するか。入力方法は様々ですが、基本的に片手ではメールすることができません。

「W-ZER03」がスマートフォンだから当然のことなのですが、携帯電話のリプレースと安易に考えてしまうと、ちょっと痛い目にあうかもしれません。

それは搭載されているOSに関しても同様です。あくまでも電話ではなく、Windows MoblileというOSがインストールされているモバイル端末なのです。なので、電話をかけるにも「電話」というアプリケーションを起動します(ボタン一つで起動しますが)。メールも同様です。

ぼくが感じた雰囲気としては「多機能な電話」というよりは、むしろ「PDAに電話機能がついている」という感じがしました。

ですので、使いこなすのは簡単ではない、ということはきちんと書いておきたいと思います。マニュアルをしっかり読み込む必要があります。それはなぜなら、Windows MobileというPCの一種だからなんですね。

※意外にもというとおかしいですが、マニュアルはしっかり分かりやすく書かれていますので、その辺は安心しました。

例えば、メールの受信は自動的に行われるのですが、送信はちょっと違います。メールを書き「送信」ボタンをタップし送信フォルダに入れ、さらに「送受信」をする必要があります。するとダイアルアップが始まりネットに接続しメール送信が行われますので、自分で切断します。

この辺はソフトウェアで改良の余地ありなのかもしれませんが、とりあえず一昔前のダイアルアップでインターネット接続を思い出す部分です。携帯電話と同じ操作を想像していると、かなり戸惑うことになるでしょう。

とりあえず、そもそも「W-ZERO3」が欲しいような人は、そういったことは苦にならないと思うのですが、いちおう電話ではなくPDAっぽいんだ、ということを念頭に置いておくと良いかと思います。

ただし、その先にはPDA端末として様々な機能拡張や、大きい画面でのインターネットブラウズなど大きなメリットも享受することができます。

B5サイズ程度のノートPCという手もあると思うのですが、価格的にも負担が大きいですし、小さいとはいえそれを持ち歩くのは大変です。「W-ZERO3」ならば39,800円ですし、何よりポケットに入ります。

そういう意味では、日常的に携行できるキーボードが搭載された最小のPCの一つと考えられるでしょう。

ぼくはSL-C860(Zaurus)を使用していたのですが、それと比べるとクリック感のあるキーボードは非常に使いやすく感じます。慣れればけっこうなスピードでタイプできそうです。ただし、普段はカナ入力なので限界があると思いますが‥‥。逆に、Zaurusのようにテーブルに置いてタイプするのはなかなか困難だと思います。

またキーボードの位置と画面の位置関係がちょうどよく、立ったままタイプするならば、SL-C860よりも「W-ZERO3」の方が使いやすいと感じました。動作速度に関しても、よりキビキビしている感じです。

という感じで「W-ZERO3」礼賛な感じの内容ではないのですが、それはきちんと携帯電話との違いを知った上で購入する方が良いかな、と思ったからなのです。携帯電話とのダブルホルダーという選択肢もあるかもしれませんね。

とにかく日本初の本格的なスマートフォンということで、ガジェット好きにはたまらない逸品です。

似たようなことが【速攻レビュー Part.2】交錯点の苦悩にも書かれています。

まとめると、電話としての操作感に関しては、冒頭で少々触れたように従来のPHS端末との作法の違いや、連絡帳と電話など複数のアプリをまたいだ際の連携性にこなれていない部分を感じる。とはいえ、機能面での充実度は高く、データ通信時の待ち受けや1回目のレビューでも触れたバッテリー寿命を許容できるなら(ヘビーに通信する場合は2時間程度が目安)、電話としても十分利用できる水準ではないかと思う。

購入を検討している人は是非読んでみて下さい。それを「作法の違い」として受け入れられるかは、あなた次第です。

最後にちょっと料金プランのことも書いておきたいと思います。

ぼくはネット25 + メール放題というプランを選びました。ネット25に関してはISPとの契約が必要なので、Yahoo! BBの「おでかけアクセス」(210円)に申し込みしました。これはすぐに開通しました。インターネット接続の設定(電話番号、ID、パスワード)ですぐに利用が可能です。

現在は「A&B割」の申し込みもしようと思っているところです。

注文しているメモリカードがまだ届かないので、ソフトウェアはとりあえずOpera Mobile™ for Willcom W-ZERO3 (Windows Mobile 5.0)のみインストールしています。「W-ZERO3」でサイトにアクセスし、ダウンロードすればインストール可能です。無線LAN環境のあるところだったら早いですよ。

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