2016 05 12 1134

燃費の不正問題で揺れる三菱自動車が、日産から2,000億円超の出資を受け入れ、事実上の傘下に入ることが明らかになりました。三菱自動車 日産が巨額出資 事実上傘下にという記事になっています。

関係者によりますと、日産は、三菱自動車が行う第三者割当増資を引き受ける形で株式の34%を取得する方向で最終的な調整に入ったということです。出資額は2千数百億円に上る見込みで、日産は現在、合わせて株式の3分の1を出資している三菱グループの主要3社を抜いて筆頭株主となり、三菱自動車を事実上、傘下に収めることになります。

三菱自動車が日産の軽自動車を生産しているという間柄ですが、これで日産・ルノー・三菱自動車をあわせると「世界全体の販売台数はトヨタ自動車やフォルクスワーゲンに迫る規模」になるということです。950万台はトヨタの1,015万台、フォルクスワーゲンの993万台に迫ります。業界再編です。

三菱自動車は燃費の不正を行っていた主力の軽自動車の生産と販売を停止して国内販売が大幅に落ち込んでいるなか、日産の傘下に事実上、入ることで研究開発力を強化したいねらいがあるものとみられます。

三菱自動車としては、日産に手助けして貰わないと立ち行かない事態に陥っているのだと思いますが、体質は改善されるのでしょうか。

三菱自動車は「本日の一部報道について」として、プレスリリースを出しています。

本日、日産自動車株式会社と当社との資本業務提携等に関する報道がありましたが、これは当社が発表したものではありません。 当社は同社との間で、資本業務提携等に関する様々な検討を行っていますが、現時点で決定した事実はありません。 本件に関しては、本日開催の当社取締役会において議論する予定であり、お知らせすべき事項が決定した場合には、速やかに公表いたします。

ここで気になるのは横浜Fマリノスと浦和レッズの存在です。三菱自動車は50.625%の株を保有する、浦和レッズの筆頭株主です。しかし、三菱自動車が日産の傘下に入ると、同一法人が複数チームの株を保有するというJリーグの規約に抵触することになるようです。

そうなれば、必然的に浦和レッズの株は売られることにならざるをえない訳ですが、例えば三菱重工が‥‥ということがあるのでしょうか。三菱重工がサッカーチームを持つ意味があるかどうか、ですが。

降って湧いたような話ですが、浦和レッズの岐路になるかもしれません。