ナビスコ杯 浦和レッズ v.s. 清水エスパルス[2009]

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既に一昨日の試合ということで、メモだけ。0-3で敗戦というとても残念な結果となってしまいましたが、内容的にはそんなに悪くなかったと思っています。

パススピードが調子の良い時と同様になっていたので、きつと選手たちも修正できたというか、自信を持つことができたのでしょう。実際、ボールを持って攻めている時間もありました。

ただ、ゴールが遠かった、と。

このあたりはフィンケ監督の分析にもあります。

vs清水エスパルス 試合後 フィンケ監督

その後、最終的には0-3という結果で敗戦してしまったわけですが、0-3という結果だけを聞けば非常にひどく聞こえますけれども、内容自身はそれほど悪くなかったと、(相手と)それほど大きな差がなかったと思っています。

もともと今年は多くのことを求めるシーズンではないと思っているのですが、若手が試合にコンスタントに出場して、これだけの経験を積んでいるというのは本当にすごいことだと思いますよ。

補強をするのは簡単ですが、チームにフィットする時間や、何より若手の成長を促すという意味に置いて、現在のスタイルを維持しているフィンケ監督の手腕はすごいと思います。

それから永田拓也に関しましても、いくつかの集中力不足というところがありまして、失点に絡んでしまいました。彼ら若い選手にしてみれば、今日は非常に大切な経験をしたと思います。私が願うことは、彼らがこのようなミスから、しっかりと学ぶべきことを学んで、彼らの将来につなげていくことです。

それでいて、リーグ上位につけているんですからね。

点が取れないからFWを補強、失点が多いからDFを補強、もちろん補強も大切なことだと思いますか、今シーズンは若手の成長に期待したいです。

そして、私たちは必ず、この『穴』から出ていきます。これは100パーセント確信していることですし、必ずそのようなことになるでしょう。やはり1つのチームが、長いシーズンの間でこのような『穴』に入ってしまうことは、サッカーの一部なのです。このような状況になりますと、選手たちがなかなかゴールを決めることができないと、とても不安定になるかも
知れません。しかしそのようなときだからこそ、私たちはしっかりと選手たちと話し合いをして、場合によっては心理学的なアプローチが必要かも知れません。

必ず来シーズンに繋がると思います。

300分間無得点で公式戦3連敗…浦和という記事などでは、

「永田は集中力不足でミスが失点に絡んだ」と自ら左サイドバックに抜てきした高卒新人を酷評

といったことが書かれていますが、そういうことを意図した発言ではないことは、オフィシャルの記録を見れば明らかです。

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