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富山湾に面した入善町の海は、急に水深が深くなるため、海面から200メートル以下にある海洋深層水を取水しやすいのだそうです。海洋深層水はキレイで栄養価が高く、普通の水よりも牡蠣を浄化するのに優位性があるのだとか。そんな浄化したてホヤホヤの牡蠣が食べられる店「牡蠣ノ星」が、2015年8月2日に入善海洋深層水パーク内にオープンします。今回はオープンに先駆けて、牡蠣を試食させて頂きました!

海洋深層水を利用した牡蠣の浄化工場がある

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もともと海洋深層水を利用し牡蠣を浄化、それを全国にあるオイスターバー直営店28店舗に年間400万個出荷している“牡蠣工場”があります。

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バイヤーの手により日本全国の牡蠣の産地から買い付けられた牡蠣はここに集められ、海洋深層水で48時間浄化してから出荷されるそうです。牡蠣は1時間に20リットルの水を循環していると言われており、その性質を利用し牡蠣を浄化しています。より安全な牡蠣を、ということですね。

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年間に取り扱う産地は50産地、北海道厚岸、兵庫県室津、岩手県釜石市、三重県的矢などで、この日は9種類の産地から牡蠣が集められていました。ちなみに、今は岩牡蠣が旬です。

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こうして浄化されたばかりの、一番新鮮な牡蠣が食べられるのが、工場の横に併設され2015年8月2日にオープン予定の「牡蠣ノ星」なのです。

先に書きましたが、海洋深層水はキレイで栄養価が高く、冷たいという性質があり、水よりも安全に浄化できるということで使用しているそうです。通常は海水に紫外線を当ててから、牡蠣の浄化に使用するのが一般的なのだとか。その点、海洋深層水はキレイなので、自然の力だけで浄化できている、ということになります。

また海洋深層水はミネラルが多いので、牡蠣に影響があるのでは、と研究している最中でもあるそうでする。牡蠣はノロウイルスが心配されますが、海洋深層水ではそれは排除できないため、そもそもノロウイルスが発生している地域の牡蠣は仕入れないなどの対策をとっているそうです。

深層水を使ったシステムは特許申請中とのこと。

「牡蠣ノ星」3,500円の牡蠣づくしコースがゴイス!

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ということで、オープンを間近に控えた「牡蠣ノ星」で牡蠣の試食をさせて頂きました。あわせてご紹介いただいたのが、提供予定の3,500円のコースです。

それがこれ。

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ざっと見ても牡蠣が一つ、二つ、三つ‥‥8個も使われています。さらにホタテにサザエ、〆のご飯まで。「これでいくらなんですか?」と聞いたところ「3,500円です」と。

一同「ええーーー、な、なんだってーーー!!」

ですよ。

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作成中のメニューの写真を撮影させて頂いたのですが、本当だ。3,500円て書いてテーラ。生牡蠣2、蒸し牡蠣5、岩牡蠣のステーキ、山わさびご飯、さらに魚介焼き物3種、と。さすが産直価格とでも言うべきなのでしょうか。流通コストがないとはいえ、けっこう衝撃的です。

一番新鮮だからってどんだけ美味いんだと。食べてみないと分からないじゃないかと。試食しました。

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真牡蠣の生牡蠣。なかなか山盛りの牡蠣を見る機会はありません。

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写真からしても、プリプリしているのが分かると思います。手前の牡蠣が呼んでる気がする。

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手ぐすね引いて待ってる気がする。プリンプリンや!

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仕方ない、いただきます。

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‥‥‥‥‥‥。

これまで食レポみたいなときは、食レポを意識していたわけでもないのですが「うまーーーーい!!」って、やっぱり口をついてでてしまうんですよ。あとは笑いですね。人は美味しいものを食べると笑いだすんですね、その味を表現不能で。

しかし、今回の牡蠣の試食では新しい境地に達しました。

無言。

あかん、言葉を失った。

プリンプリンのプルンプルンのうえにクリーミー。ミルクだ‥‥そう感じた瞬間、思わず無言になってしまいました。そして、優しく牡蠣を噛む。ダメだ、言葉をつなげない‥‥。

本当に美味しいものを食べると無言になる。

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お次は岩牡蠣です。今が旬。

こちらはシャクシャクしてるんですね。美味い。気を取り直して、なんとかコメントを発することができました。

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続いて頂いたのが蒸し牡蠣。焼きや生、フライは食べる機会が多いですが、蒸しはなかなかなかったですね。でも、この食べ方もいい。

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蒸し立ての牡蠣たち。少し小ぶりになってます。

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蒸すと、牡蠣はツヤがま増すんですね。なんだ、このツヤツヤ。

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はむぅ。

美味い‥‥何個でも食べられる、これなら‥‥。

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と思い、立て続けに食べてしまいました。産直、恐るべしです。鮮度、恐るべし。海洋深層水、恐るべし。

「牡蠣ノ星」コースで8個も牡蠣を食べたらいい具合にお腹も膨れると思いますが、まだ他にもあるんですね。

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ぼくは食べてないですが、牡蠣のステーキ。焼き牡蠣の一種です。

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バイヤーの方の話を伺っていて、気になって仕方なかった山わさびご飯も試食させて頂きました。なぜ、富山で山わさびなのか、ですよ。それは、バイヤーが日本各地から牡蠣を仕入れることで、それぞれにコネクションができて、牡蠣以外の新鮮な食材も仕入れることができるようになったというのです。その成果が、北海道から送られてくる山わさびのご飯というワケ。

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そのまま食べても辛すぎることなく美味しいですし、一緒に出てくる出汁を入れてお茶漬け感覚で〆るのも良いです。牡蠣を食べ尽くしたあとに、少し趣向の違うご飯が出てくるのは素晴らしいと思いました。

富山湾の魚介類は種類も豊富で美味しいことが知られていますが、牡蠣については、ぜひ入善海洋深層水パークを訪れ「牡蠣ノ星」で牡蠣のコース料理を堪能してください。

これ、例えば富山市内に出店とかしたのではダメなんだと思いますね。輸送でコストがかかるのでこの値段にはならないでしょうし、何より隣の工場から「はい、お待ち!」って超新鮮な牡蠣が出てくるのが「牡蠣ノ星」の素晴らしさですから!

ごちそうさま!!!!!

「入善海洋深層水パーク」住所とアクセス

入善海洋深層水パーク | 体験スポット | 入善町で遊ぶ・学ぶ | 富山 入善観光情報サイト「にゅうぜんマニア」

住所:富山県下新川郡入善町下飯野251-1