日本で「Googleストリートビュー」のサービスがスタートした後、プライバシー問題などが論じられてきたのですが、それについての対応策をGoogleがブログで「ストリートビューをご利用のみなさまへ」として発表しました。

一方、このサービスに対する懸念の声があったことも確かです。日本へサービスを展開するにあたり、日本特有の事情をあまり考慮しなかったのではないか。プライバシーの問題を軽視しているのではないか。Google では、本サービス公開以来いただいたご意見を真摯に受け止め、このサービスを続けていくにあたって、より安心してお使いいただけるにはどのようにしたらいいか、議論を重ねてきました。

役立っているという声を紹介しつつも、日本特有の事情を考慮していなかったことなど、意見を真摯に受け止め、4つの変更が発表されています。

1.これまで公開してきた日本のストリートビューのデータ全てについて、ナンバープレートの不鮮明処理(ぼかし処理)を施しました。

はじめから高解像度のカメラで撮影を行っていたヨーロッパではナンバープレートにぼかしを入れておりましたが、サービス開始時期が他国よりも早い米国および日本では、解像度の低い旧式のカメラを使っていたため、この処理を行っていませんでした。

2.カメラの高さを下げ、再撮影します。

カメラの高さを 40cm 下げ、これまで公開済みのエリアも含め、すべてのエリアにおいて再撮影を行います。当初は、駐車中のトラックが並んでも正面を撮影できる高さといった要因を考慮し、カメラ位置を設定しましたが、道路幅や日本の住宅事情にあわせ、今回の変更を行いました。

3.ストリートビュー専用ダイヤルを設けました。

インターネットをご利用にならない方でも、画像の公開停止についてご依頼いただけるよう、ストリートビュー専用ダイヤルを設けました。本日より受付いたします。

4.表札のぼかし処理のリクエストにお応えします。

表札を指定してぼかしのご依頼を入れられるようになりました。該当する画像左下にある「問題を報告」をクリックし、「表札」を選択して、ぼかしを加えたい表札を選んで送信を押してください。ご本人の意思を尊重させていただくため、ご自宅を申請された場合のみの対応とさせていただきます。

果たしてカメラの位置を下げるとどのような効果があるのかと思ったのですが、ストリートビュー、カメラ低くして撮影し直し グーグルという記事に「カメラの高さより下方向を撮影出来ないようにも改善するので、民家をのぞき見ることは相当程度改善されると思う」とされています。

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