ウェブは「たくさんリンクを得れば勝ちになる、一種の陣取りゲームだ」

今日から始める! Web 2.0超入門講座の「Web 2.0」を理解するための、たった2つのポイントより。

人気ページから紹介されるとアクセスが急増する現象、また、何もない町に新しい鉄道ができて大都市と「リンク」することで、駅前の土地の価格が大幅に上がる、というような現象を考えると、「リンクが価値を創造する」ことをイメージしやすいでしょう。

自分用にメモ。

ウェブは「スケールフリー・ネットワーク」であり、

・ノード(Webページ)が増え、ネットワークが成長している
・ノードは好きな(有用な/有名な)ノードを選んでリンクする

という法則を持っています。

「Web 2.0」とは現在の技術を使って、これを実現するための戦略について論じたもの

このことから「たくさんリンクを得れば勝ちになる、一種の陣取りゲームだ」と考えることができます。

攻略のポイントは2つで、

・自サイト内で大量のノードを作る(=ロングテールの活用)
・自サイトの外からリンクを張ってもらう

ということ。

「Web 2.0」として注目を集めているのは、これらを下から支える技術の数々です。

さらに情報流通の速度が加速しています。

記事の最後に「ここで「ブログとは何か」を再度考えてみよう」というコラムがあるのですが、その中で、ブログが「陣取りゲーム」をするための機能が非常に充実していると解説されています。

(A)トラックバックで勝手に相手からリンクさせられる
(B)パーマリンクになっているので、得たリンクを失うことがない
(C)RSSの配信、アップデートpingの送信によって情報の流通速度が上がり、また、読まれやすくなった(なので絡まれやすい=リンクされやすい)

「トラックバックで勝手に相手からリンクさせられる」を誤解してトラックバックスパムが増えても嫌なのですが、きちんと使っている人には有用なバックリンクが生まれているでしょう。

パーマリンクに関しては、ロングテールを構築する上で重要です。さらに能動的に更新情報を送ることで、情報流通も加速しています。