昨年、ベータ版をテストさせて貰ったcocoaの携帯電話向けフォトストレージサービスが、正式版となったという連絡を頂きました。「cocoaモバイルフォトレージ」は携帯電話で撮影した写真や動画を、iアプリで簡単にオンラインストレージにアップロードできるサービスです。

正式版ではPCから利用できる「cocoaギガストレージ」と連携するようになっています。ネタフルを読んでいるような人だったら、携帯電話 + PCで使うと面白そうということで、実際に試してきたレポートをお送りします。

「cocoaモバイルフォトレージ」は携帯電話から利用できるオンラインストレージサービスです。携帯電話で撮影した画像や動画をオンラインストレージに転送することができるiアプリとして提供されます(ブラウザバージョンもあり)。

iアプリ版「cocoaモバイルフォトレージ」の画面はこんな感じです。

R0010540

ベータ版の時よりも、GUIが直感的で分かりやすくなった気がします。

iアプリからカメラが制御できるので、起動するとすぐに撮影が可能に。で、

・携帯電話で写真 or 動画を撮影
・保存する
・「cocoaギガストレージ」に転送される

という流れで至ってシンプルです。携帯電話には保存されないので、

・携帯電話のメモリを消費しない
・携帯電話を変えても画像がなくならない

というメリットがあります。ちなみに容量は1GBで、利用料金は月額210円です。

データが“向こう側”に置くという感覚は、GmailやFlickrなどを使い慣れている人にはお馴染みですね。携帯電話のメモリがオンラインストレージにある感覚です。

そして正式サービスになったことで「cocoaモバイルフォトレージ」で保存したデータは、PCの「cocoaギガストレージ」から閲覧することが可能です。携帯電話をデジカメ的に使い、そのデータを後からPCで利用することが簡単にできます。

「cocoaギガストレージ」は利用料金が月額315円、モバイルフォトレージとセットで利用すれば420円です。

メールでPCに画像を転送したり、メモリカードでPCに移すこともできますが、ぼくは本当に面倒くさがりなので、そういう作業自体をなんとか無くしたいと思ってしまうのですね。なので、オンラインストレージを経由してデータをやり取りするのは便利そうです。

Cocoa File

写真を使って何かするということになると、最近ではブログな訳ですが、同じくNTTグループのブログ人では、APIを叩いてブログ人に画像を投稿したり、フォトアルバムとして公開することも可能です。

「cocoaギガストレージ」ではActive Xを使用して、デスクトップからドラッグ&ドロッブによりウェブブラウザで写真を転送することが可能です。これは初心者だけでなく、画像を頻繁にアップロードする人には嬉しい可能かも。

その他にアルバムを公開できたり、友達にFlashで加工したグリーティングカードを送れたり、標準的なフォトサービス機能も備えています。

で、さらに面白いなと思ったのはココから。

■本来のストレージとしての機能

使い方として意外にアリそうで便利そうなのは、

・結婚式の写真をまとめてアーカイブにしてダウンロードして貰うことができる

みたいなところかな、と思いました。披露宴で写真を撮りまくったけれど、参加者にどうやって渡したら良いか、という時に使えます。新郎新婦にCD-ROMで渡す方法もあるのですが、その後のことを考えると、出席者に自由にダウンロードして貰うのは簡単です。

聞くところによれば、印刷会社、広告代理店でファイルをやり取りするためのストレージとして使用されるケースも多いそうです。この場合、アップロードする側がアカウントを持っていればよく、ダウンロードは自由にできるということなので、格安のファイル交換ストレージになっているという訳です。

さらに面白いのが、写真だけでなくもちろん通常のファイル(.doc.pdf.xls.txt等)もアップロードできるのですが、アップロードしてあるファイルをセブンイレブンで印刷できるという点です(もちろん写真の印刷も可能)。

セブンイレブンに多機能コピー機が設置してありますが、事前にオンラインで設定してパスワードを入手しておくことで、あの店頭にあるマシンから各種書類をプリントアウトできてしまうのだそうです。

近所にセブンイレブンがあれば、ちょっとしたプリンター代わりに使えてしまいそうです。万が一のオプションの一つとして覚えておくと良いかもしれません。

■アプリケーションとの連携

実はcocoaバージョン筆王が無料でダウンロードして使えるという裏技もあります。

年賀状印刷のためのソフトが無料でダウンロードできるというこの裏技、なぜcocoaで提供しているかというと、住所データをcocoaにアップロードしてバックアップしておけるという使い方があるからなんですね。cocoaに加入したら真っ先にダウンロードしてもいいかもしれません。

そして、一番ネタフル的な話題だな、と思ったのが、sastikというUSBメモリ風アイテムです。本体にメモリはなく認証するための装置となっています。

sastikをUSBスロットに接続すると、

・専用ツールバーが立ち上がる(自動でアプリケーションをダウンロード)
・ドラッグ&ドロップでcocoaストレージでファイルのやり取りができる
→USBメモリのメモリがcocoaストレージになっている
・会社でも自宅でも同じ環境が立ち上がる

ということで「デスクトップを持ち歩く感覚」のようでした。

Sas Cocoa-2

ファイルだけでなく、ブックマークやメモも保存しておくことができるので、環境がしばしば変わる人には面白いアイテムではないでしょうか。

いきなり外すとセキュリティロックがかかったり、落としてもデータはオンラインにあるので安心です。

ちなみに、cocoaに加入してからsastikを購入すると新規アカウントを追加しなくてはいけないので、先にsastikを購入してからcocoaに加入した方が良いみたいです(CoDenモールで1,980円のところ、3月31日までなら特別価格980円で購入可能)。

sasatikの利用料が157円なので、cocoaストレージ、モバイルフォトレージ、sastikで月額572円ですね。

これを高いと見るか安いと見るかはその人の置かれた環境次第だと思いますが、

・データを頻繁にやりとりする機会がある
・デスクトップ(マシン)を移動する機会が多い

といった場合には、cocoaは一つの選択肢として面白いと思いました。オンラインストレージに留まらずに周辺サービスをいろいろと派生させているあたり、今後も期待できそうです。

「cocoaモバイルフォトレージ」を詳しく見てみる

【記事提供:NTTコミュニケーションズ】