AJAXに注目――グーグルが最新ウェブアプリ開発に選んだ「旧技術」という記事より。

Microsoftのような業界大手や新興企業など、各社がウェブ経由でデスクトップライクなアプリケーションを提供するための新しいシステムを考案し続けている。しかし、検索大手のGoogleでは異なる道を選択した。同社は旧来の技術を利用して「Google Maps」や「Gmail」といった最新アプリケーションを構築した。

Googleがウェブをより使いやすくするために選んだ技術は、JavaScriptやDynamic HTMLといった古くからある技術でした。でも、それが思いの外ウェブアプリケーションとして具合が良く、「Asynchronous JavaScript + XML」つまり略して「Ajax」として注目を集めています。

ぼく自身は、GmailがJavaScriptで制御され、キーボードショートカットなどを利用することができ、あたかも普通のメーラーのように使えたのが「Ajax」の最初の衝撃でした。最近登場したGoogle Mapsはさらに強烈でしたが。

Adaptive Pathというサンフランシスコにあるコンサルティング会社の共同設立者Jesse Garrettは、2月18日に公開した自らのエッセイのなかで、自由に利用可能な技術でウェブアプリケーションを構築する方法として「Asynchronous JavaScript + XML」を使うというアイディアを売り込むために、「AJAX」という略語を新たに作り出した。

元々、この「Ajax」という言葉を生み出したのはJesse Garrett氏なのですが、実はお会いしたことがあります。後から気づいたのですが、アルファブロガー飲み会でお会いしたウェブログ・ハンドブックの著者Rebeccaさんのダンナさんが、なんとJesse Garrett氏だったのです!

Rebecca in Shibuya.の人物と、adaptive pathの人物は確かに同じ‥‥。Rebeccaの付き添いで日本に来たんだ、みたいな感じだったのですが、まさに能ある鷹は爪を隠す、でしした。

ということで「Ajax」は今年注目の技術なのですが、一方では「GmailやGoogle Mapsのようなアプリケーションを構築するのは、本当に、本当に難しい」というのもまさにそうですね。「1990年代に登場したウェブの技術が2005年になってようやく人気を得ている理由には、こうしたレベルの難しさが関係しているのかもしれない」とも。

しかし、どんなウェブアプリケーションが登場してくるかは、やっぱり楽しみだったりします。自分では構築できないにしても。

またMac OS Xの「Dashboard」で動作する小さなアプリケーション群がJavaScriptで構築されているので、その辺もどう絡むか、というのは興味深いですね。