会社は「株主」のもの?「社員」のもの?、ヤフーとインテージの調査がありました。

ヤフーとインテージは6月22日、会社の所有と経営のあり方について調査した結果を発表した。

「会社は誰のものか」という問いに対して

・「株主」(31.6%)
・「社員」(25.2%)
・「代表取締役」(15.6%)
・「社会全体」(15.3%)

といいう結果になったそうです。ぼく個人としては「誰のものか」と聞かれれば、お金を出している「株主」のものではないかと思っています。

ライブドア堀江社長は株主利益増大のためにビジネスを展開して、それだけのためかと批判を受けることがありますが、グループ企業が増え、人も増えている中では、そういうシンプルな価値観でないとダメなんでしょうね。逆に、株主利益を増大させることで、最終的には会社や社員の利益にも繋がってくるのではないかと思います。

ちなみにこの調査は20才〜60才未満の544人を対象としたオンライン調査で、この内株を保有しているのは194人、全体の35.7%を占めていたとのこと。と考えると「株主」をあげている人が31.6%というのは世間一般からすると多いのかもしれませんね。

会社はどのような存在か尋ねたところ、「株主に支配されるお金儲けのための『モノ』」(7.7%)、「会社資産を保有する『ヒト』の集団」(35.5%)、「その両方」(31.1%)などの回答が寄せられた。

これは堀江社長はどんな風に考えているんでしょうね。「モノ」か「ヒト」かで、そこに働く人たちの士気も全く違ってくると思いますが。仮に「モノ」と思っていても「ヒト」と言ってもらった方がありがたい気がします。

株による会社支配については、「資本主義において当然のこと」(48.9%)、「マネーゲームのようで違和感がある」(33.6%)と、回答が二分した。

自分自身が「株主」の人も多いですし、フジテレビとライブドアの一件もありましたから、「資本主義において当然のこと」と考える人が増えているのでしょうか。

なお、ソフトバンクの株主総会が開かれ、そこで「会社は誰のものか」という問いを孫社長に投げかける株主がいたそうです。次のように回答しています。

「ライブドアのニッポン放送買収問題でも取り沙汰されたが、私の考えでは会社は株主のものであり、社員のものであり、お客様のものでもあり、社会のものでもある」

模範解答ですね。

さらに、

「一見相反するような答えだが、社員を大事にしなければ業績は上がらず、株価は下がり、社会に役に立たなければ長期間に渡り利益を生み出すことはできない。株主利益を物差しにしてみると、必ずしも相反するものではない」

ということで、株主利益増大を“物差し”とするのは、堀江社長と同じではないでしょうか。