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都内のジンギスカンやラム・マトンの店、羊肉の店を食べ歩いていますが、巣鴨の「シリンゴル」はこれまでのどの店とも違う、ゆったりと落ち着いた雰囲気で食事が楽しめる老舗レストランでした。きっと丁寧な仕事がされているのでしょう、どの料理も盛り付けもよく、とても美味しくて、ゆっくりと良い時間を過ごすことができました。

「シリンゴル」は1995年にオープンした、日本初のモンゴル料理店です。本格的なモンゴル料理を堪能することができます。20年以上前からあるモンゴル料理レストランなので羊肉好きなら訪れている人が多いかもしれませんが、まだの人にはぜひオススメしたいです(人気店なので予約してから行ってくださいね!)。

「シリンゴル」は住宅街の中に‥‥

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最寄り駅はJR巣鴨駅です。地図で確認すると大塚駅と巣鴨駅の中間くらいなのですが、巣鴨駅が近いと思います。徒歩10分弱くらい、住宅街を抜けていくと、マンションのような建物の半地下のようになったところに「シリンゴル」はあります。

この日は19時の予約でしたが、既に先客は多く、モンゴル出身の方を中心とした10人ほどのグループの宴会や、年配男性のグループなどが多かったように思います。20時から馬頭琴の生演奏を聴くことができるので、19時30分くらいには満席になっていました。

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着席するとグラスとお皿、箸などがセッティングされています。馬頭琴を生演奏して聴かせてくださるのは料理人の方なので、遅くとも19時過ぎには入店しているのが良さそうです。

「シリンゴル」のメニュー

「シリンゴル」のメニューを写真でご紹介します。

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「シリンゴル」を訪れる人はモンゴル料理はもちろんですが、羊肉料理を楽しみにしている人が多いのではないでしょうか。メニューも羊肉が主体の「羊肉系」というページがあるので、まずはそこを目を皿のようにしてじっくりと見てみましょう。

主菜系には、羊肉しゃぶしゃぶのハロントガ、骨付き羊肉の塩ゆでチャンサンマハは定番料理、他にはマトンステーキ、ゴル風ラムチョップステーキ、ローストマトン、ホイツァイ鍋が並びます。チャンサンマハは新橋の「モンゴリアン・チャイニーズBAO」で頂きましたが、それ以外は初めて見るようなメニューで悩みます。

副菜系には羊肉蒸し饅頭のボーズ、羊肉水餃子のバンシなどの定番羊肉料理のほか、シシカバブーや珍しいオリジナル料理としてバンバンマトンなどもあります。バンバンマトンは棒棒鶏のマトン版です。これまたどれを食べるか悩ましいですね。

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副菜系では羊肉の野菜炒め、スープ、そして亀戸の「ふう」でも食べた羊バラ肉エッグなどもあります。とにかく羊肉を使ったメニューが多く、羊肉好きには嬉しいお店です!

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食事系では羊肉ジャージャー麺、羊肉うどん、つけ饂飩、さらにはパスタまであります。珍味は羊の脳みそでしょうか。

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飲み物類もモンゴルです。アルコール度数が高いモンゴルのウォッカが並びますが、普通に生ビールもありました。

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そして読めないのですが、恐らくモンゴル語のメニューも。モンゴル出身の人も多く訪れるようなので、このメニューが必須なのでしょうね。

「シリンゴル」で羊肉料理三昧

それでは「シリンゴル」で頂いたものを写真でご紹介します!

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これは日本でいうところのお通しのようなものでしょうか。ギュッとしまった固めのパンのようなものと、ひまわりの種です。ひまわりの種は初めて食べましたが、ミックスナッツに入っていそうです。ただ、殻をむく手間に対して中身はとても少ないのですね。

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さっぱりと胡瓜とニンニクと唐辛子。ピリ辛で食欲増進です。

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羊肉の主菜系は悩んで他のお店で見たことがなかったローストマトンを選択したのですが、これが大正解でした。マトンぽさもありつつ、中はややレアな感じ、とても食べやすくて美味しい!

カットするために出てきたナイフもなかなか豪快で、モンゴルの草原気分(?)も味わうことができます。マトンは脂身も独特で美味しいですよねぇ。

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羊肉蒸し饅頭のボーズです。これまた丁寧に料理されており、美味しいのです。ガブリといくと肉汁が溢れ出してヤケドするかと心配したのですが、それはありませんでした。

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ボーズは黒酢で頂きました。

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これはモンゴル料理ではなく恐らく「シリンゴル」のオリジナル料理だと思いますが、棒棒鶏のマトンバージョンのバンバンマトンです。これがまた酸味のきいたソースが旨い! 「シリンゴル」に行ったらぜひ食べて欲しい逸品だと思いました。

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生ビールを飲んで、ボトルワインを一本あけて(1,500円のリーズナブルなボトルあり!)、お店がオススメする「井筒ワイン」も頂きました。やっぱり羊肉料理には赤ワインが合いますね。

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そうこうしているうちに時間は20時。料理人の方による馬頭琴の生演奏が始まります。改めて馬頭琴を見ると、弦は2本しかありません。しかし、2本とは思えない複雑な演奏が繰り広げられて、ちょっと驚いてしまいました。馬が草原を走る様子などが目に浮かぶような曲もありましたよ。

せっかくなので「シリンゴル」でしか食べられなさそうなメニューも頂きました。

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「羊の脳みそ」です。羊肉スープで煮込まれた羊の脳みその料理です。脳みそと知っていれば脳みそに見えるでしょうが、知らないとどこかの内蔵の部位に見えなくもないですね。

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苦手な人もいるかもしれませんが‥‥ぼくは大好きです!

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食感はおからのようだったかな‥‥モスモスとした感じ‥‥そして味わいはやはりホルモン系でレバーにも似ていましたが、魚の白子のようにも感じられました。スープも美味しいのですが、けっこうオイリーでした。羊オイルですね。お酒のおつまみに最高です。

羊肉尽くしのモンゴル料理というと「モンゴリアン・チャイニーズBAO」も同様ですが、あちらは新橋という場所柄、大衆酒場系のワイワイ感のある店とすると、こちらの「シリンゴル」は落ち着いた雰囲気のレストランといった風情でした。

丁寧に仕込みされた美味しい料理と落ち着いた雰囲気の「シリンゴル」、一方で辛い料理も多い「BAO」とどちらも魅力的ですが、どんな人と食べに行くか、どんな雰囲気で食べたいかでチョイスが変わってくるのでしょう。

ローストマトンとバンバンマトンはまた食べたいですね! 本当に美味しかったです。

ごちそうさま!!!!!

「シリンゴル」の行き方・アクセス

>>モンゴル料理店 シリンゴル

住所:東京都文京区千石4-11-9