北島自画自賛!驚異の“スピード”世界新という記事より。
男子二百メートル平泳ぎで北島康介(25=日本コカ・コーラ)は英スピード社の水着「レーザーレーサー」(LZR)を着て、ブレンダン・ハンセン(米国)の持つ世界記録を一気に0秒99更新する2分7秒51をマークした。
北島康介が「レーザーレーサー」を着て、200m平泳ぎで世界新記録を出してしまいました。
水泳日本代表コーチ「スピード社の水着の速さは異常」というエントリーで、調整が万全でないので、好記録が出るのが異常とお伝えしたのですが、世界記録とはさらなる異常事態‥‥。
レース後のインタビューでは「もう泣きそうです」と声を震わせ「凄いです。世界記録は狙っていたけど、なかなか7秒台までは頭になかった」と珍しく自画自賛した。
下半身が浮きやすい「レーザーレーサー」との特徴もあり、最後までキックがへばることがなかったみたいです。
北島が契約しているミズノは「五輪までの残り2カ月、開発陣総動員で水着の開発に当たる」としていますが、世界記録を出した水着を、果たして超えることはできるのでしょうか。
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某国内メーカーの水着との比較では、胸囲で約6センチ、おしり回りで約2センチ、太もも回りで約2センチ、体の体積が減少したというデータもある。それだけに締め付けの強さは相当なもの。
▼LZR解禁決定的!3社以外の水着容認へ…水連は契約見直しも
日本水連の佐野和夫専務理事は8日、ジャパン・オープンで英スピード社のレーザー・レーサーを着た選手が16個の日本記録を出したことを受け「北京については(水着は)自由という方向で考えている」と話し、契約3社以外の水着着用を10日の常務理事会で容認することを明らかにした。
「うれしいです。ジュニアのころから泳いでいたこのプールで世界記録を出せて、この瞬間をみなさんと共有できた。泣きそうです。本当に自信になった。(北京五輪では)金メダルしか頭にない」
五輪本番で外国勢が前半飛ばすことを見据え、100メートルの折り返しは世界記録を約1秒上回る過去最速ペースで入った。それでも後半もバテなかったのはLR効果が大きい。ひとかきごとに水中を滑るように泳ぎ「進んでるわ」と、推進力に手応えを口にした。