どのFirefoxでも環境を再現する「Google Browser Sync」

Google、どこでも同じFirefox環境を使える「Google Browser Sync」を公開という記事より。

これはFirefoxのブックマーク、履歴、クッキー、パスワード、開いているタブとウインドウの5項目を同期してくれる機能を持つ。会社、自宅、モバイル環境など複数の場所で使われているFirefoxの環境を同一にすることが可能だ。

Googleが「Firefox 1.5」の各種設定を自動で同期する機能拡張「Google Browser Sync」をリリースです。

なにげに凄いですね、これ。だって、自宅と会社でブラウザが同期できなくて大変な人は多いと思うのですが、それが機能拡張で解決してしまうんですからね。

・ブックマーク
・履歴
・クッキー
・パスワード
・開いているタブとウィンドウ

これって、どこでも同じ環境が再現されてしまいますね。さっきまで会社で見ていたウェブ環境が、あら不思議、自宅でも。すげっ。

同期する情報はGoogle側のサーバに保存されるが、ブラウザに記憶されたパスワードやクッキーなど情報機密性の高い2項目については、設定画面で、データを保存せず、同期しないようにすることができる(保存する場合は常に暗号化される)。また、ブックーマーク、履歴、タブとウインドウに関しては、初期設定では、保存時に暗号化されないが、これを暗号化するように指定することもできる。

データは当然ながらGoogleにて同期です。Google Analyticsもそうだし、Google Spreadsheetsもそうだし、Google Notebookもそうですけど、MacだとFirefoxでないとどれも動かないんですよね。

Mac OS XやWindowsなどが混在している環境でもFirefoxさえ動けば簡単に環境を移行できるというのは非常に便利。また、単体で使用する際でもブラウズ環境のバックアップとして利用したり、新しいマシンの導入時に環境を移行する際にも活用できるだろう。

いやー、これは確かに。プラットフォームを超えて、バックアップにもいいしマシンの乗り換えにもいい。これは使わない手はないなぁ。

これはもうFirefoxに乗り換えるしかないのでしょうか? 「Google Browser」がリリースされたら一発なんですけど。