迎賓館赤坂離宮」の夜間ライトアップが、2016年12月24日、25日に期間限定で行われます。先立って実施された、メディア内覧会に参加したのですが、通常は見ることのできない灯りに照らし出された夜の迎賓館の姿に感動しました。事前申込が必要ですが、興味のある人はぜひ申し込むべきです。

迎賓館のある場所は、かつては紀州徳川家の江戸中屋敷があったところです。洋風の東宮御所を建設しようという機運が高まり1909年に完成、明治時代の建築家片山東熊の総指揮で建設された、日本における唯一のネオバロック様式の西洋風宮殿建築です。

1963年に迎賓館を作る方針が立てられ、赤坂離宮を改修し迎賓館に当てることが閣議決定され、5年余りの歳月と108億円が投じられ、1974年に現在の迎賓館赤坂離宮が完成しました。

2009年に、迎賓館赤坂離宮の本館、正門、主庭噴水池等が明治維新以降の建造物としては初めて、国宝に指定されました。

迎賓館赤坂離宮の夜間ライトアップ

迎賓館赤坂離宮では、通常の一般公開とは別に、2016年12月24日と25日に特別に夜間ライトアップを行った上で特別公開が行われます。一般公開は昼間が基本なので、特別に夜の迎賓館赤坂離宮が見学できるのです。

さらに通常の参観コースではなく、西玄関から入場し、藤田嗣治の油彩2点や、正面玄関ホールも見ることができます。当日のコースも含め、メディア内覧会で見てきた、夜の静かな迎賓館赤坂離宮の様子をお届けします。

これが建物を照らすライトだけの小ライトアップの状態です。

投光器に光が入ると‥‥。

赤坂離宮の全体が白く浮かび上がる、大ライトアップの状態となります。

正面玄関から入ったところ。

これは普段は入れないところですが、特別にメディア向けに公開されたところで撮影した写真です。

アンピール様式の彩鸞の間。武者をモチーフにした飾り。

和の剣と洋の剣と。

花鳥の間では晩餐会が行われます。部屋の装飾はアンリー2世様式です。シャンデリアはフランス製で、迎賓館の中で最も重く1トンを超えます。

迎賓館の中で最も高価ではないかと言われると七宝焼き。日本画家の渡辺省亭が下絵を描き、七宝焼きの天才・濤川惣助が焼いたものです。

朝日の間。

部屋の中を右から左に移動しても、トリックアートのように正面を向いて見えるという穂先が描かれたもの。

羽衣の間。迎賓館赤坂離宮で最も大きな部屋です。

壁には和と洋の楽器をあしらった、石膏の浮き彫りで飾られています。

シャンデリアを真下から。

是非ともその目で夜の迎賓館赤坂離宮を見て頂きたいです。音楽がかかった部屋もあり、とても雰囲気のある演出も行われていました。夜の趣も非常に良いものでした。

迎賓館赤坂離宮の中には首都高も

余談というか、好きな人は好きだと思うネタですが、迎賓館赤坂離宮の中には首都高が走っています。敷地内です。

敷地の下を通るのですが、ほんの一瞬だけ外が見えるところがあり、西玄関から入場すると正にその上を歩いて通るのです。これもなかなかできない体験ではないでしょうか?

迎賓館赤坂離宮の夜間公開について

申込期間が2016年12月12日までとなっていますので、お早めに。各日1,200名までの人数限定です。大人1,000円、中高生500円、小学生以下は無料です。本人を含め最大6名まで申し込みができます。大人のクリスマスデートにも良いのでは!?

申込と詳細はコチラからご確認ください。