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流行の兆しを見せつつある時間・数量限定のクーポンサイトのニューカマー「ゴーチ」を運営するコーボー社長の古城氏が浦和まで遊びに来てくれたので、いろいろお話を伺いました。

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数あるクーポンサイトの中でも「ゴーチ」はプレミアム感のあるサイトデザインとなっています。チケットもプレミアムを謳っています。

ちょっと答えにくいような質問もあったと思いますが、せっかくなのでズバズバ聞いてしまいました。

いきなりではありますが、一番疑問に思っていたのは「みんな同じじゃないんですか?」ということです。

差別化しようとしていろいろ考えたけれど、ビジネスモデルとしてしっかりしているので余計なことをやればやるほどおかしくなる気がした。

もちろん、全く差別化を考えていないということではないですが、今のところ“足す”のは“プレミアム感”に留めているようです。

クーポンサイトの差別化は難しいような気がしているのですが、この“プレミアム感”が現状では「ゴーチ」の一つの売りとなっているようで、クライアントも安っぽいところには出したくない、というニーズもあるみたいです。

とはいえ、ライバルも次々に参入していくので、もっと「ゴーチならでは」のものが、間違いなく必要になっていくでしょう。同種のサービスは、アメリカでは100くらい、中国でも20〜30あるということです。

ただし、競合が増えることは悪いことばかりではなく、基本的にはサイトに1商品しか出ていないので、例えば肉を食べたいユーザがいろいろ探して回るという、共存の可能性は大いにあるようです。

肉に強いとか、化粧品に強いとか、当然のことながらそういった差別化も行なわれていくようになるのでしょうね。古城氏は「広がれば広がるほどチャンスがある」と、捉えていました。

そして古城氏は、既存のクーポン文化を変えたいという思いも思っているそうです。

「ゴーチ」は、事前決済型のチケットサービスという呼び方をしている。先にお金をもらうことで、これまでのクーポン文化を変えたい。クーポンだと来店しない場合がある。

東京だとクーポンを使いにくい文化がありますよね、という県民性の話もありました。古城氏は関西出身だそうですが、例えば大阪ではうまくクーポンを使いこなすことがスマートで「なんで正規の値段で食べてるの?」ということになるのだそうです。

このあたりも、前払いで意識を変えられれば、と考えているそうです。

飲食店のプロモーションというと、これまでだと雑誌、グルメサイト、ぐるなび等が主軸でしたが、そうした場合に飲食店は比較検討の一つにしかなりません。

クーポンサイトが既存のプロモーション手法と明らかに違う点として、1商品しか掲載されないため、記憶の残り方が違ってくるということです。これは出品する側のメリットですね。

「フラッシュマーケティングとしてばんと打ち出すだけでなく、ばちっと記憶に残すという意味合いもある」と古城氏。

既存サービスにおいても、集客に対してフィーを払うという文化が浸透しつつあると感じているため、そこにフラッシュ型で短時間の集客もできれば、と考えているそうです。

個人的に気になっているのは、クーポンを利用して、果たしてリピーター化するのか? というところでした。新規開店でとりあえず集客したいという場合には良いかもしれませんが、やはりリピーターに繋がる方が、飲食店としても良いでしょう。

という話を伺ったところ「クーポン利用でリピーターになる率は10%もないと言われている」そうです。しかし、そこの数字はなかなかきちんと取れずにグレイなところあり、飲食店は仮に10%だとしても、そこを取りに行きたい、やらないといけないんじゃないか、と考えているのだそうです。

東京・大阪での県民性の違いの話もありましたが、クーポンはシンプルなサービスではありますが、そうしたエリア性が重要になるサービスかもしれませんね。

こちらからは、アフィリエイトやブログパーツを提供したら面白いのではないですか、というお話をさせて頂きました。

ということで、サイトオープンは23日15時だそうです。最初に登場するのは‥‥

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「十七代目紀ノ重」「芝浦食肉」のコラボコース料理だそうです。肉に魚に美味しそげ‥‥6,500円が54%オフですよ。

今後は、3日に1回くらいのペースで更新されていくということです。このあたりの更新情報はコチラでチェックしてみてください。

さてさて、最後に気になっていた「ゴーチ」の由来を聞いたところ‥‥

・ごちそうのごち
・GO TICKET
・グループオプティマイゼーションチケット

という意味があると教えて頂きました。クーポン文化がおかしいと感じていたので、安易に「ポン」は付けたくなかったという秘話も。

果たして、日本ではどんな風に時間・数量限定のクーポンサイトが根付くでしょうか!?

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