水平に置いた画面から物体が浮かび上がる - 東芝が新ディスプレイ開発というニュース。

東芝は、水平に置いたディスプレイから物体が浮かび上がるような立体視を可能にする新しいディスプレイ技術を開発した。裸眼で、映像が数cm浮き上がるように見える、というもので、今後はタッチパネルと組み合わせ、画面に触れて操作する機能などを追加、2年以内の製品化を目指す。

これまでの裸眼立体ディスプレイは、右目と左目の視差を利用して立体感を感じさせる方式主流で、

・立体視できる角度が限られる
・目が疲れやすい

といった課題があったそうです。

それに対して、「インテグラルイメージング方式(光線再生方式)」という方式を採用し、

画面で光の進行方向をコントロールして、実物を見る場合と似た光線を画面上で再現、十数方向から撮影した映像やそれに相当するCGデータを、見る角度に応じて表示させることで、正面から左右30度程度の範囲内で、自由に自然な立体映像が見られるようになった。また目の負担も軽減でき、長時間の閲覧に向いている、という。

と、難しいことを行うことで問題解決したそうです。

教育展示やアーケードゲーム向けの用途を考えているそうですが、実際には思わぬ使い方とか登場しそうな予感がしますね。

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製品化時期は2006年後半を目指す。ディスプレイだけでなくソフトウェアを含めたソリューションとして提供する考えだ。2005年6月からは試作したディスプレイを希望する企業に貸し出し、テストをしてもらうという。事業展開としては、まずアーケードゲーム向けから手がけ、将来的には携帯電話やテレビにも搭載していきたいとしている。