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Appleが、日本時間2014年6月3日の深夜に開催したWWDCの基調講演で、新しいOS Xとなる「OS X Yosemite」を発表しました。「OS X 10.9」は「Mavericks」と名付けられましたが「OS X 10.10」は「Yosemite」となります。「Yosemite」はご存知の通り、カリフォルニアにある国立公園の名前です。リリースは2014年秋を予定しています。

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「OS X Yosemite」にはいくつもの特徴がありますが、一つはユーザインターフェースがデザインし直されたというとこでしょう。iOSのデザインに近づいた、とも言えるでしょうか。半透明のデザインが、より広範囲に採用されています。通知センターもカレンダーやリマインダーの情報が一目で分かりやすいように変わるということです。

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アプリも新しくなります。Safariはツールバーの合理化、Nitro JavaScriptエンジンの改良による高速化などが行われています。

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Mailでは「Markup」機能で添付ファイルに図形や文字を入れられるようになります。PDFのフォームに入力したり、指でサインすることも可能です。また、大きな添付ファイルは「Mail Drop」という機能により、iCloudを経由してやり取りすることも可能になります(1メッセージあたり5GBまで)。

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大きな変化としては、iCloudにFinderからアクセスしやすくなる「iCloud Drive」が挙げられるでしょう。これは、Apple版Dropboxと思えば分かりやすいかもしれません。オフラインで変更したものは、オンラインになると同期されます。

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作成したファイルやフォルダは、iPhoneやiPadでも同期されます。まさに、Apple版Dropboxですね(ただし、個人的にはあまりAppleのクラウドサービスは信用していないのと、Dropboxに不満はないので「iCloud Drive」に関しては少し様子見しようと思っています)。

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ファイルをドラッグ&ドロップで転送することができる「AirDrop」は、MacとiOSデバイス間の転送にも対応するようになります。これは便利です。

その他にも、SpotlightやMessagesの強化など、堅実な部分の強化が多い印象の「OS X Yosemite」です。正直なところ、Safari、Mail、Messages、iCloudは積極的には使っていないので、個人的には発表の内容的にはあまり魅力を感じるものではありませんでした。

Spotlightがアプリを横断的に検索して何でも探すことができるのは往年のMac 0S 8の「Sherlock」を思い出しますし「Yosemite」という名前自体もポリタンク「Power Mac G3」の開発コードネームそのままだったり、古いMacユーザにはなんとなく懐かしさもある発表だと思いました。