2017 08 04 1035

小学館とDeNAの共同出資で株式会社MERYを設立し、新たな「MERY」の誕生を目指すことが発表されました。小学館とDeNA デジタルメディア事業の共同出資会社を設立というプレスリリースが出ています。

これまで小学館とDeNAは、基本合意によりデジタルメディアのあり方について双方の知見を交換し合う形で検証作業を行って参りましたが、このたび、女性向けファッション情報を中心とするデジタルメディアを共同運営することを目的とした新会社を設立します。

キュレーションという名のもとに数々のパクリで閉鎖となってしまった「MERY」ですが、女子の間では引き続き待望論があったという意見を目にします。「記事掲載に至るまでの作成、編集、校閲などのノウハウが必要な業務に関しては小学館」が担うのと同時に「運営体制を抜本的に刷新」していくとしています。

さらに「※新しい「MERY」では、非公開化前の「MERY」の記事は一切使用しません」という注釈もありますので、かつて愛された「MERY」は、やはり一度ここで終わるのでしょう。

「MERY」を運営していた株式会社ペロリのメンバーがどのくらい新会社に移行するのか分かりませんが、たぶんかつてのテイストまたはそれ以上のものが出てくるのでは、と思います。出版のプロの手にかかるわけですし、その勝算があるからこそ、小学館も乗り出してくるのでしょう。

小学館にしてみれば、PVが部数50万部だか60万部だかどのクラスに相当するのか分かりませんが、加えて実際に紙媒体も出版していた人気ブランドを買収した上で継続できるのですから、かつて問題があったとしてもチャレンジしたいと考えるでしょう。

株式会社MERYの資本金は6億5万円(資本準備金を含む)で、出資比率は小学館が66.66%、DeNAが33.34%となります。代表取締役社長は小学館取締役副社長の山岸博氏です。

山岸博社長は66歳、かつて「プチセブン」や「CanCam」を成功へと導いた名物編集長ということで「MERY」世代を意識した人事のようです。