2011 11 11 1206

米Adobe、モバイル版「Flash Player」の開発を中止、今後はHTML5に注力というニュースです。あくまでも「モバイル版」ですけどね。

米Adobeは9日、同社の新戦略とリストラクチャリングの一環として、携帯端末ブラウザー向けFlash Playerの新規開発を中止すると発表した。Adobeでは今後、FlashはPCブラウザーとモバイルアプリの用途にフォーカスするとともに、HTML5に積極的に取り組んでいくとしている。

モバイル版の「Flash Player」に関しては、iPhone/iPadでは搭載されることがありませんでしたが、なるほど、ついにこういう日がきましたか。

今回、Adobeはジョブズ氏の批判を認めた格好で、Flash Playerは携帯端末での要求を満たすことができず、モバイルブラウザーの市場からは去ることになった。

となると「Flash Player」を中心に据えている企業は、事業転換を迫られる、ということになりますでしょうか。

ただし「携帯端末に関しては、FlashによるアプリをAdobe AIRによってラッピングし、主要なスマートフォンアプリマーケットすべてに対して提供できるようにする手段を提供する」とも。

Adobeはなぜ失敗したか, Flash-Playerの敗退は歴史の必然だったという記事もあります。

ではなぜ、AdobeはGPUのパワーを利用できなかったのか? 答は、後方互換性だ。Adobeにとって、歴史が重荷だ。今Web上にある何百万というSWFファイルに対応するためには、Flash-Playerにそのバージョン1からバージョン11(最新バージョン)までの能力が必要だ。

スティーブ・ジョブズ氏、死して尚絶大な影響力を持つ: Adobeがモバイル用フラッシュを断念という記事もありました。

その後、HTML5がデビューし、様々なブラウザが次々とこのテクノロジーを採用していった。HTML5は優れたテクノロジーであり、開発者がフラッシュのような効果を模倣することが可能であり、また、検索フレンドリーでもある。フラッシュベースのウェブサイトが抱えていた問題は、アニメーションが検索に最適化されない点であった。

モダシンさんは次のようにコメントしています。

仮にFlash Playerが搭載されなくなるとHTML5で同様のゲーム等を作らなければならなくなるわけですが、ガラケーのブラウザなんてそんなリッチなことできないわけで、ゲームコンテンツを提供していた人達は今後どうするんでしょうか。ガラケー捨ててみんなスマートフォンにまっしぐら!なのかしら。

本当、どうするんでしょうか。

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