Lingr Blogに「Announcing Goodbye from Lingr」というアナウンスが出ています。チャットサービス「Lingr」が2009年5月31日で終了します。

アメリカのインフォテリアがAjaxを駆使して開発したチャットサービスだったのですが、残念ながらうまく離陸することができなかったみたいです。
5月15日までメッセージの送信が可能、チャットルームのオーナーはデータをダウンロード可能ということです。
Lingr APIを使用したアバターチャットサービス「igossoチャット」などもあったのですが、こうしたサービスも一緒に終了、ということになるのでしょうね。
技術解説などの過去記事です。
▼Lingr and Comet - 技術解説編:江島健太郎 / Kenn's Clairvoyance - CNET Japan
そんな頃、「ウェブ上でのIRCライクなオープンチャット」なんていう誰でも思いつきそうな当たり前のものが、世の中にこれといった形で存在していない理由が、その技術的ハードルの高さにあるのだということに気がついたのでした。技術的なブレイクスルーが求められるというのは、そこに参入障壁があるということであり、むしろものすごいチャンスだぞと。早く経験値を積んだものの勝ちだろうと。
▼ウェブ・チャットサービスのLingr(リンガー)誰でもLingrの開発者になれる『Lingr API』を発表
Lingr APIとは、通常のウェブ・ブラウザを介することなく、外部のサイトや配布形式のソフトウェアなどのコンピュータ・プログラムから、Lingrのチャット機能を直接操作したり、Lingrのデータにアクセスすることができるサービスです。
追記:
インフォテリアUSAは、ピーク時でフルタイム4名の体制で操業していました。シリコンバレーの人材に払う年俸は日本の相場と比べて格段に高い(一概に言えませんが、ざっくり言って2倍近く)のと、医療保険は会社が指定するワンプランのみ提供のかわり100%会社負担というシンプルなスキームにしていたこともあり、最大で年間5000万円近くが人件費として必要となっていました。