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名前の知られた有名なチーズとして「ゴルゴンゾーラチーズ」がありますが、これがイタリア産の特定のもの以外、その名前を名乗れなくなるというニュースがありました。もっともな話ではありますが。「ゴルゴンゾーラチーズ」名前使えなくなるという記事です。

ゴルゴンゾーラはイタリアの特定の産地や製法で作ったもの以外、表記が認められず、日本産のものは協定発効7年後からゴルゴンゾーラと名乗れなくなる。

これは、日本とEUで妥結された経済連携協定交渉に「お互いのブランドを保護することが盛りこまれている」ためとのことです。

そもそも「ゴルゴンゾーラチーズ」というのは「ロンバルディア州とピエモンテ州をまたがる地域で生産されているイタリアの代表的なチーズ」で、世界三大ブルーチーズの一つに数えられます。

もともとミラノ近郊のゴルゴンゾーラが名前の由来ではあるものの、現在はこの地域では「ゴルゴンゾーラチーズ」は製造されてはいません。ただし「今日では法律により生産地域が限定されている」ということなので、日本産が「ゴルゴンゾーラチーズ」と呼ばれているのは、イタリアからすれば良しとされないことだったのでしょう。

「ゴルゴンゾーラ風などのあいまいな表現も使えない」ということで、今後はブルーチーズと呼ぶのが一般的になるでしょうか。

ちなみに世界三大ブルーチーズであるフランスの「ロックフォールチーズ」は羊の乳、イギリスの「スティルトンチーズ」は牛の乳から作られます。「ゴルゴンゾーラチーズ」は牛の乳です。

一方「パルメザンチーズ」は日本では粉チーズとして認識されているということから、日本産でもその名前を使うことが許されたそうです。

名前はよく聞く「パルメザンチーズ」とは?粉チーズとの違いも解説によれば、

アメリカで「パルミジャーノ・レッジャーノ風に作られたチーズ」で、パルミジャーノ風から「パルメザン」と名付けられたんですね。パルミジャーノ・レッジャーノよりも熟成期間が短く、よりあっさりとしていてクセがないことが特徴です。

というものだそうです。そう考えると、そもそも「パルメザンチーズ」には地域特性は関係ないことになります。「パルメザンチーズ」は使えます! 地理的表示、特例で存続によれば「粉チーズの代名詞として浸透していることから規制対象から外された」とも。

「カマンベール」「モッツァレラ」も日本では一般名称として考えられるため、そのまま使用できるということです。

なぜ「ゴルゴンゾーラ」だけ‥‥という気もしないでもないですが、広まり具合によってということなのですね。