2014 05 16 0909

せっかくネーミングライツを取得したのでそれでいいんですか、という思いはありつつも、これは素晴らしい決断ですね。鎌倉市から1,200万円で鎌倉市海水浴場のネーミングライツ取得した鳩サブレーの豊島屋が、名前をそのままにすることを発表しています。鎌倉の海水浴場名そのまま 豊島屋が発表という記事です。

神奈川県鎌倉市の3海水浴場の命名権を取得し、新たな愛称を募集していた地元の老舗菓子メーカー豊島屋は15日、「昔から親しんでいる名前」を求める声が最も多かったとして、これまでと同じ「材木座」「由比ガ浜」「腰越」のままにすると発表した。

ネタフルで鳩サブレー海水浴場!?豊島屋が鎌倉市海水浴場のネーミングライツ取得という記事を書いたのは、ちょうど1年前の2013年5月でした。ネーミングライツの対価は年額1,200万円で、期間は2013年〜2022年で「鎌倉市民や海を愛する人から広く公募し、皆に愛される名称を決めます」としていたのですが、名前を変更しないことになったとは!

同社は昨年5月、年間1200万円、10年間の契約で鎌倉市から命名権を取得し、今年3月に愛称とロゴデザインを公募。北海道から九州まで393件の応募があり、約1割が地名である現在の名称を望んだ。

去年だって公募すると時間的に難しいのでそのままだったのに、ついにはネーミングライツは行使しないという決断をしています。ただ、ずっとのことではなく、とりあえず3年間はこのままにして、改めて検討するそうです。

ロゴくらいは鳩サブレーでもいいんじゃないの‥‥と思ったら「ハトが浮輪を使いながら海水浴を楽しんでいるデザイン」に決まっているそうです。かわいいですね。

社長は「他の人が命名権を買うと奇抜になるかもしれないと考えて命名権を取得した。今の名称が残せてよかった。1200万円は毎年の海岸清掃に充ててほしい」とコメントしています。地元が愛するものを、地元の企業が守った、ということでしょうか。素敵だ。

でも、かなりニュースにもなってますし、鳩サブレーも全国区で知られるお菓子になったでしょうね。