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SFの世界の話のようですが、遠く離れたラットの脳を電極で繋ぎ、一方が覚えたことを、もう一方に伝える実験に成功したのだそうです。なんだか凄い‥‥。

遠く離れたラットの脳を接続、米・ブラジル間で成功 国際ニュース : AFPBB Newsという記事になっていました。

ラットの大脳皮質に電極を埋め込み、南米ブラジル・ナタル(Natal)の研究機関にいるラットから米ノースカロライナ(North Carolina)州の大学研究室にいるラットにインターネットを経由して信号を送り、米国側のラットが報酬をもらうのをブラジル側のラットに助けさせた。

喉が渇いたラットに、光がついたレバーを押すと水を出てくることを覚えさせます。このラットの脳に電極を埋め込み、PCに繋ぎます。

もう一方の遠隔地にいる同じような状況にいるラットに対して、覚えたことが電気信号と発信され「送られた信号によって北米のラットもすぐに水を飲むことができた」のだとか。

「レバーを押せば水が飲める」ということが電気信号となりインターネットを経由して伝わり、仕組みを知らないラットでも水を飲むことができた、と。

北米側のラットが受け取ったのは、思考でもなければ視覚情報でもないという。エンコーダーのラットが様々なタスクを達成した際の脳信号の変動は、明確な電気信号パターンに置き換えられ、デコーダーのラットに送信される。

思考でもなければ視覚情報でもないということは、ましてや記憶でもないのだと思いますが、視覚処理や触覚処理に統合されるのだそうです。

これが進むと「(実験は)脳をつなぎ合わせて、すべての脳が相互作用するような、脳のネットワークを作る可能性を示している」そうで、いつか人間の脳を繋ぐ、なんていう話にもなってきそうですね。倫理的な問題が出てくるのでしょうが。

脳に直接、マニュアルを流し込むことができるようになって、誰でもすぐにクルマの運転ができるとか、プログラミングできるとか、そんな世界も可能になるのでしょうか。

素晴らしいのか怖いのか、ちょっと分かりませんが。