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この手をドラえもんと呼ばずして、なんと呼ぼうか。まるでドラえもんのような、なんでも掴める丸いロボットがアメリカで開発されています。

何でもつかめて操作できる、新発想のロボット(動画)という記事で紹介されています。

何かを持ち上げるときには、ゆるく詰めたコーヒーかすの袋が対象物に密着する。その後、粒子間に存在する空気を電気掃除機で吸い取ると、袋が固くなり、対象物の輪郭に沿った形の強力な万力のようになって固定される。開始時の袋の体積を、わずかに――全体の1%未満――減らすだけで、対象物を十分に固定できることを研究チームは確認している。

ロボットが動作する時に「シュー」という音がするので、何かを吸引しているぽいのですが、なんとコーヒーかすと電気掃除機から作られているのだそうです。

そしてこのロボットは、「ジャミング転移」という現象を利用しています。

ジャミング転移とは、[粉体が]液体に似た性質(乾いた砂がバケツからこぼれるなど)から、固体(硬く固められた砂の城)へと変化するプロセスだ。[粉体は密度が低い場合は通常の流体のように流動するが、密度がある値を超えて高くなると流動性を失い、固体のように振る舞うという現象]

ギュッとしまって固くなってモノを持つのだと思いますが、それにしても、小さいものならまだしも、けっこう大きいものや卵も持てたりしてすごいです。

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柔らかいからコップも持てちゃいますし‥‥

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字を書くことだって、ほら。

これまでの「物をつかむロボット」は「指」を使ってきた。しかし、2本指であれ5本指であれ、もっと数の多い指であれ、あらゆる物に対応できるよう調整することは複雑で困難だった。今回のロボットのアプローチはそれとは根本的に異なるものだ。

ドラえもんの手なんて、夢物語というか、あり得ないものだと思っていたのですが、こんなものが開発されてしまうんですから、すごいですね。

↓動画でどうぞ。