「元少年実名ルポ」著者の素性 光市母子殺害事件という記事より。

山口県光市の母子殺害事件で、元少年の被告(28)=死刑判決を受け上告中=を実名表記したルポルタージュ本の著者、増田美智子さん(28)が注目を集めている。

「A(実名)君を殺して何になる」というルポルタージュを出版することになった、一橋大職員の増田美智子さんに注目が集まっています。

増田美智子さんは広島拘置所に収監中の被告と25回も接見し、今回の本を執筆しています。実名を出すことについては「実名表記は本人の了承を得た」としています。

しかし、被告の弁護団が出版差し止めを求める仮処分を申し立てました。

「実は過去にも大物ジャーナリストと取材をめぐって“全面対決”したことがあるのだ」と記事。

信州大工学部を卒業後、業界紙記者を経て、日本インターネット新聞社(JANJAN)に入社。その後、フリーランスとなり、現在は一橋大職員という肩書。

「JANJAN」時代には「オーマイニュース」日本版編集長だった鳥越俊太郎氏の辞任をスクープしたのですが、それを鳥越氏が否定したことに対して「週刊誌上で取材時の録音テープを根拠に鳥越氏を糾弾」したこともあったそうです。

今回の仮処分申し立てについては「本人が承諾しているので、法的に問題はない。報道の自由に対する重大な侵害だ」と話しているということです。

元少年の実名本が書店に 発売見合わせの動きもという記事によれば、

申立書は、原稿を事前に確認させることを出版の条件としていたが、約束が守られなかったと主張。

と伝えられています。

紀伊国屋書店新宿本店、ジュンク堂書店新宿店、八重洲ブックセンター本店では販売します。一方、丸善と三省堂書店は当面、発売を見合わせるとのこと。

Amazonには並んでいません。

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ジャーナリストで出版元インシデンツの寺沢有代表によると、初版は4千部で、大学職員の増田美智子さんが元少年や元同級生を取材して執筆した。元少年側は広島地裁への申し立てで「実名表記に同意せず、中止を求めたのに出版を強行した」としている。