トヨタが超小型車を投入、日欧で年10万台を計画という記事より。

新しい小型車「iQ(アイキュー)」を11月20日に国内で発売すると発表した。軽自動車より短い全長ながら、4人乗りを実現。世界的な小型車シフトを追い風に、同社の主力小型車「ヴィッツ」などとは異なる市場を開拓する。

トヨタの超小型車「iQ」が、2008年11月20日より日本で発売が開始されます。軽自動車より短い全長ながら4人乗り(大人3人+子供1人)、タウンユースに最適な予感です。

燃料タンクを平らにして床下に収納したほか、エアコンを大幅に小型化するなどし、大人3人と子供1人が乗れる空間を確保した。

2人乗車くらいが基本になるのかもしれませんが、チャイルドシートを取り付けてお母さん+子供2人が乗れるのであれば、幼稚園の送り迎えや買い物にも良さそう。

小さいモノ好きとしては、けっこうそそられるものがあります。

【写真レポート】トヨタiQ、新発想で全長3メートルを切る超小型プレミアムカー

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パワートレーンは1L直列3気筒エンジンとCVT(無段変速機)の組み合わせで、小さく軽いボディーと相まって、10-15モード燃費は23km/Lと低燃費を実現している。

全長は軽自動車より短いものの、全幅は5ナンバーサイズの普通車並み。タイヤは4隅に配置され、ユニークなスタイルをしています。

ちなみに「全長3m以下というのは、1976年まで施行されていた360cc時代の軽自動車の規格」だそうで、いかに短いかが分かりますね。

大人3人に子供1人という変則的な空間がどうなっているのかと思ったら、こんな感じでした。

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助手席がやや、前にせり出す感じになっているのですね。

トヨタはiQを、小さくても高級な“マイクロプレミアム”カーと位置付けている。グレードは3モデルで、車両本体価格は「100X」が140万円、装備を充実した「100G」が150万円、最上位の「100Gレザーパッケージ」が160万円。

なるほど“マイクロプレミアム”ですか。価格だけ見れば、もっと広くて使い勝手の良さそうな軽自動車も購入できますが、そこではないところに“プレミアム”を感じる人向けである、と。

世界的に環境への関心が高まる中で、「iQは超高効率パッケージングと優れた環境性能によって新しい価値観を提供するクルマだ」、と開発責任者のトヨタ第2乗用車センター チーフエンジニア 中嶋裕樹氏は言う。

このあたりが“プレミアム”なのですね。プリウスに乗っているとエコ的なところも根付きましたが「iQ」は新しい価値観を想像できるでしょうかね。

同じくマイクロでコンパクトというと「smart」もあるのですが、あちらは二人乗り。小さくていいのだけど、家族がいるとちと困る。そういう意味では「iQ」は可能性があるんじゃないかと思います。

トヨタのサイトにも「iQ」のページがお目見えしています。

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 iQのデザインは、仏デザインセンターの日本人男性が担当。「自然の美」をモチーフに、実際の生物の形を数値化してクルマ造りの随所に反映した。撮影会では“マンタ”や“貝”などの名前がモチーフの例にあがっていた。

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さて、撮影の際には車内にも乗り込むことが出来た。筆者は身長180cm。そこそこデッカイほうだと思うが、後席にも頭がつっかえることなくしっかり座ることが出来た。

トヨタiQプロトタイプ(FF/CVT)【試乗速報】

問題はこの短さがハンドリングにどう影響するかだ。なにしろホイールベースは2000mmしかない。でもさすがトヨタ、かなりの安定志向に仕立ててあった。チーフエンジニアが「ずっと長いクルマに感じるはず」と言っていたように、ターンインはおだやかで、アンダーステアは強め。