小中学生に持たせるな…「脱ケータイ」論の圏外ぶりという記事より。

携帯のやりとりだけが親子の唯一のコミュニケーション手段というケースが、ここ数年確実に増えているという。その意味でも、「不登校の子供など、追いつめられた親子関係においては携帯電話は命綱に等しい」と説明する。

教育再生懇談会から、子供に携帯電話を持たせないようにすることが提言としてと出されたのですが、各方面で話題になっています。

基本的にはリテラシーの問題だと思いますし、禁止したところで持たせる親もいれば、勝手に使う子供もいるので、一律禁止というのも、あまり意味がないのかな、と思いました。

そんな中、批判的な識者のコメントが紹介されているのですが、ITジャーナリストの井上トシユキ氏によるエピソードが面白いです。

知人の小6の息子が携帯のアダルトサイトに興味本位で友達とアクセスしたところ、13万円の架空請求が来た。「携帯電話のアドレスから、当方はあなたを把握しています」という脅しに屈した息子は母親に白状したという。

母親は実際には支払わなかったものの「うちは母子家庭で給料も安くて大変なのに、あんたのために10万円も払ってあげたわよ」とお灸を据えたのだとか。

すると息子は有害サイトにアクセスしなくなったばかりか「架空請求というのがあるから接続しない方がいいよ」と友達を啓蒙しはじめたそうです。

大人だって焦って支払ってしまう人がいるくらいなんですから、ましてや小学生じゃ、かーなーり焦ったんでしょうね。

つまり、そうやって大人になっていくんですかね。

カネと野望のインターネット10年史―IT革命の裏を紐解く (扶桑社新書 12)

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