中国で子供取り違え 大違いの別人生という記事より。

北京市で都市部住民と農村部住民が21年前に病院で新生児を取り違えていたことが判明したが、都市部で育った青年は生みの親の元に戻ることを渋り、都市と農村の地域格差が実の親子の関係にも暗い影を落としていることが中国各紙の6日までの報道で分かった。

中国の農村部の夫婦に生まれた子ども(双子)と、都市部の夫婦に生まれた子どもが取り違えられていたことが、DNA鑑定で明らかになり話題になっているそうです。

双子の親は、二人の背格好や容姿が全く似ていないことを気にかけていたのだとか。そこに知り合いから「お宅の長男と似た男性を街で見かけた」という話を聞いて、結果的にその男性が実の子と判明したそうです。

赤ちゃんのときに病院が取り違えたことから起こったことなのですが、マイカーを持ちミネラルウォーターを飲み都会暮らしをしてきた男性は、農村暮らしを望んでいないのだとか。

「当初は血液鑑定も嫌がった」ということなので、本人にも予感があったのでしょうね。

農村部で育った男性は都市部で出稼ぎをしており、実の親が「資金を出すから運転免許を取ったら」と勧めたところ「免許を取っても車が買えないよ」と断り、実母と距離をとっているということです。

対照的な二人というかなんというか、確かにそれまでの自分の人生がひっくり返るというのは、恐ろしいことではあります。

救いなのは「子ども3人は仲良しになり、一緒に旅行したりしているという」というところですね。兄弟が増えた、親が増えた、と考えるべきでしょうか。

ねじれた絆―赤ちゃん取り違え事件の十七年 (文春文庫)

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