ライター矢沢さんの夢の印税生活より。

「矢沢さん、ライターやってるんですって。いいなぁ。夢の印税生活じゃないですか!」と言う友人が多くいます。これは、誤解です。コンピュータ関連のライターは、残念ながら夢の印税生活と呼ばれるほど儲かりません。

そんな矢沢さんが「ライターって儲かるの?」を具体例を交えて説明しています。

それによると、人によって様々ではありながらも、事例として以下のような収入ケースが紹介されています。

【雑誌やWeb記事】
10ページ/月×2万円/ページ×12ヶ月/年=240万円/年

【書籍】
2,000円/冊×印税10%×売上3,000部/冊×2冊/年=120万円/年

この数字は「コンピュータ関連のライターとしては、かなり多く書いている方」なので、たくさん書いているライターの収入だそうです。

月に換算すると30万円ですが、ここから経費などが出て行くので、手元に残るのは20万円強くらいになるんでしょうかね。

最近は書籍の初版の発行部数が減ってきているので「収入だけを考えたら、雑誌やWeb記事の仕事だけをしていた方が得でしょう」と矢沢さん。

ページ数を書けば書くだけ収入になりますからね。

ただし、書籍には、雑誌やWeb記事にない楽しみがあります。それは、増刷です。増刷! 増刷! 増刷!

増刷!

なんと甘美な響きでしょうか。

増刷は、ある日突然やってきます。出版社さんから「増刷です。何か修正事項はありませんか?」というお知らせが届きます。「○○ページの△△を修正してください」これだけのやり取りで、20万円〜30万円の収入が舞い込みます。

実に夢のようなお話ではないですか。

2007年、みなさんは忘れてしまったかもしれませんが、ぼくも「クチコミの技術」という書籍を書きました。

出版前に予約だけで増刷がかかるという、トンデモな事態になりまして、矢沢さんと同じく「増刷! 増刷! 増刷!」と心の中で叫んだものです(ご購入頂いたみなさまありがとうございました)。

「あー、また増刷しないかなー」と心待ちにしていますので、ぜひみなさんもご協力ください。

そして矢沢さん、最後に、年収の20%程度にすぎないものの、プログラミングの受託開発をしていることも書いています。

こんなことを言うと、出版社さんに怒られてしまうかもしれませんが、私の本業は、プログラミングです。私は、プログラマです。増刷という言葉が好きな、ちょっと変わり者のプログラマです。

「増刷」って、本当にいい言葉ですね。

クチコミの技術 広告に頼らない共感型マーケティング

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