スーパー住職!9日間連続…横にならない、飲まない、食べない、寝ないという記事より。

比叡山中の明王堂(大津市)で9日間にわたり断食、断水、不眠、不臥(ふが)で不動真言を唱え続ける難行「堂入り」に挑んでいた比叡山延暦寺大乗院住職の星野円道(えんどう)さん(32)が21日未明、無事に行を終えて堂を出た。

「堂入り」というのは天台宗の荒行「千日回峰行」の最難関で、9日間に渡り不眠、断食、断水などする難行なのだそうです。

2003年から「千日回峰行」に挑んでいた星野円道氏がこの度、その「堂入り」を無事に終えたというニュースです。

・食べない
・飲まない
・寝ない

どれも9日間続けるなんて、とてもじゃないですが信じられません。

お供えの水をくみに行く以外は堂を出ず、5日目から許されるうがい以外は何も口にすることが許されない。比叡山関係者は「小便のキレは徐々になくなり、大便はずっと出ない人もいる」。体重も15キロ近く減るという。

15kgも体重が減るなんて、どれだけ過酷なのか。しかも瞑想しているのではなく、読経しているのだとか(不動真言を10万回唱える)。

荒行を完遂し明王堂から出てきた星野さんの顔は、ほおがこけ目もうつろ。13日に堂に入った時とは別人のようだった。

記事には前後の写真もありますが、確かに遠目に見ても別人のようです。あまりの厳しさから「生き葬式」とも言われると。

今後は、京都市内の寺社など1日84キロの行程を巡る「京都大廻り」などを行い、満行すると「大阿闍梨(あじゃり)」の尊称が与えられる。

6年ぶりで戦後12人目の挑戦者だというのもうなずけます。

「千日回峰行」の用語解説によると、

7百日までの行は自分自身のための「自利行」、「堂入り」の後の8百日以降は“生きた不動明王”として加持を行い、衆生を救済する「利他行」の行としている。

“生きた不動明王”となるのだそうです。

比叡山 延暦寺

比叡山 延暦寺

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32歳住職 荒行「堂入り」を達成

衰弱は激しく、顔はやせこけ、目の焦点も定まらないほど。延暦寺総務部によると「達成された瞬間は淡々としていたが、お疲れの様子でした。何か話せるという状態ではなかった」。直後、9日分の睡眠を取り戻すかのように、眠ってしまったという。