「関関同立」に合格73人、実は1人だったという記事より。

大阪市住吉区の私立大阪学芸高校の1人の男子生徒が昨春、学校から「関関同立」と呼ばれる関西の有名私立4大学を受験するよう頼まれ、延べ計73学部・学科すべてに合格していたことが20日、分かった。

大阪学芸高校が、センター試験を利用する私立大学の多くが2次試験を実施せずにセンター試験だけで合否判定していることを逆手に取り、一人に多くの学科を受験させ、合格者数を水増ししていたそうです。

その数、なんと73学部・学科だそうです。その結果「関関同立」の合格者数は144人と発表されていたということです。

「今となって思うとやり過ぎと反省している。これだけ合格するとは思わなかった。(合格実績の)水増しと言われても仕方がない」と校長。

この生徒だけでなく、これまでにも同様の方法で合格者を水増ししていたようです。受験料は高校が負担し、生徒には奨励金と腕時計が贈られていたとのこと。

よく「合格者数○○人!」と見ますけど、考えてみれば確かに延べ人数であって、もしかすると一人で複数に合格しているというのはありがちなのかもしれませんね。

検索したら指導変革の軌跡 大阪府・私立大阪学芸高校「学力向上」 目標設定と組織づくりで進学校化を実現させるという記事が出てきました。

理事会は二つの改革ビジョンを打ち出した。一つは、進学校化だ。特に関関同立の実績向上を目指し、当時22名だった合格者を「5年後50名、10年後100名にする」と数値目標を掲げた。

数字の上では実現されたけれど、スーパーな生徒に頼り切っていた、ということになってしまったようです。

■関連記事

合格実績荒稼ぎ高校…優等生1人に73学部受験させる

「それなのに立命館の合格者を見ても数年前まで1ケタだったが急に60人以上になっていて、不思議だと思っていた。学習塾では当たり前の手法かもしれないが、学校がやるべきことではない」

「73人分」1人で合格…関関同立の合格“水増し”

同校は4大学の合格者を「144人」と公表していたが、半数以上がこの生徒1人の実績で、合格者の実数は33人だった。