富士が8ミリフィルムの販売継続へという記事より。

国内唯一の8ミリフィルムのメーカーである同社は昨年4月に販売終了を発表したが、映画関係者が「8ミリは貴重な映像文化」と再考を求めていた。同社は「熱い要望を受け、前向きに検討した」と話している。

8ミリ映画カメラ「フジカシングル8」用のフィルムが一度は生産・販売終了が決まったものの、関係者からの要望で3〜5年間継続することになったそうです。

シングル8は1965年発売。カセット式フィルムの簡便さと「私にも写せます」のCMで家庭に普及し、多くの映画監督を育てた。だが、ビデオカメラに押され、同社は81年、シングル8の販売を中止した。

「シングル8」自体は、既に25年も前に販売中止となっているのですね。フィルムも生産は続いたものの、ピークの1,200万本からすると激減した年1万本程度だったということです。

とはいえ、フィルムがなくなってしまえばカメラは意味をなさなくなってしまうので、関係者もホッと胸を撫で下ろしているところでしょうか。

富士フイルムのあゆみ -“フジカシングル-8”の開発で歴史を見ることができますが、「FUJI FILM」の名前を高めた製品でもあったのですね。