世界最小「国家」シーランド公国148億円で売ります!という記事より。

英国の沖合に位置し、40年前に独立を宣言した「シーランド公国」が売りに出されていることが8日、分かった。バスケットボールコートよりやや広い世界最小の「国家」だが、世界で承認国が1つもない“なんちゃって国家”。

バスケットボールのコートほどしかない「国家」が、148億円で売りに出されているそうです。その名も「シーランド公国」です。

シーランド公国は、英東部の港町ハリッジから約11キロ(7カイリ)の沖合に位置する「国家」。国土に相当する約550平方メートルの甲板をコンクリートの円柱2本で支えている。統計では人口4人だが、14人の「政府職員」が存在するとか。

写真が掲載されているのですが、2本の円柱の上に土台とヘリポートがあり、本当に小さい「国家」ですね、これは。とはいえ、承認国が一つもないのだそう。

どうしてこんなことが「国家」ができてしまったかというと‥‥

もともとは第2次大戦中の1941年、英軍がドイツの攻撃に備えて海上要塞として建設。66年にパディ・ロイ・ベイツ元英陸軍少佐が勝手に移り住み、公国が終戦時の英国領海の3カイリ以上の公海上にあることを根拠に、67年に「独立」を宣言した。家族で世襲王室を構成しロイ氏自らが大公、妻が大公妃に。

たまたまイギリスの領海外に存在していたため、強制的に立ち退かせることもできなかったようです。このあたりの経緯はシーランド公国 - Wikipediaで紹介されています。

なぜ売りに出されたかというと、ロイ氏の息子で「王子」の「この島を40年も所有し、父親も85歳になった。おそらく活力のようなものを与えるときだろう」という言葉が紹介されています。

発電機が老朽化して火災も発生したようなので、維持していくのも大変なのでしょうね。「租税回避地であることから投資家が関心を寄せることに期待している」ということですが、世界中からは認められていない「国家」だけにどうなるでしょうか。

148億円を支払っても宣伝価値あり、となれば買いたいという人が現れるかもしれませんね。いろいろなプロモーションには利用できるような気がします。

昨年の火災後に圧迫した財政を立て直そうと、公国は日本円にして9000円でネット販売していた伯爵の称号を半額の4500円にする“出血セール”を開始。昨年11月にフジテレビ系「ザ・ベストハウス123」の番組内で西川きよしが購入し「こんなんでなれるの? よきにはからえ」などとすっかり伯爵気分だった。

なんと9,000円で伯爵に!

The Principality of Sealandというオフィシャルサイトがあり、確かにBecome a Lord, Lady, Baron or Baronessとして売られていますね。

事実上独立した地域一覧 - Wikipediaもなかなか興味深いです。