約束の大切さ 遊びの中にというコラムより。

指切りげんまんの「げんまん」とは「げんこ1万回」という意味だそうです。「うそをついたらその謝罪に針を飲んだり指を切ったり、げんまんの罰を覚悟しなさい」。

朝日新聞に連載されている「江戸しぐさ」という連載が好きで、時々読んでいるのですが、少し前に読んだ中に、「指切りげんまん」の“げんまん”の意味が説明されているものがありました。

試しに検索したところ、バックナンバーがきちんとまとめられていました。素晴らしいパチパチパチ。

Edo Sigusa

約束の大切さ 遊びの中にというのがそのコラムで、“げんまん”の意味が解説されています。

どういう意味だと思いますか? なんと「げんこ1万回」なのだそうです。

子供の頃から何気なく、「指切りげんまん、うそついたら針千本飲ます」と歌っていましたが、ウソをついたら、

・指を切る
・げんこ1万回
・針千本を飲ます

という「約束を守らないのがいかに人の道に背いたことか」を教えるためのものなのだそうです。

他にも、

心ばえ読みとる手がかりに

江戸では就職でも結婚でも、しぐさで選べば失敗が少ないといわれたそうです。職場なら、働く人々が生き生きしているか、結婚なら、相手の考え方や身のこなしがきちんとしているかをしっかり見て、自分の感性を信じて判断するのです。

謙虚さ表す会話術

江戸の会話や手紙は、始めに必ず「ご存じのように」といった言葉をつけていたそうです。これは、相手が自分より物知りだという前提で接する謙虚さが身についていたからです。

自己管理と「気の薬」

気を病みそうな人には「気の薬」をあげました。気の薬とはある種の優しい気遣いのことです。それとなく助言したり、安心させたりという、まさに思いやりのしぐさです。

など、江戸の知恵が楽しいです。

ちなみに「江戸しぐさ」に関しては今に通じる「都市」の知恵として説明されています。

「江戸しぐさ」は、一言で言えば江戸の感性(センス)なのだそうです。この感性・知恵を語り継いできたのが、「江戸の良さを見なおす会」の故・芝三光先生です。

読んでいくと、ちょっとした心遣いであることが分かります。まさに、粋。

バックナンバーを読んでいたら「浮浪雲」を思い出してしまいました。

身につけよう!江戸しぐさ

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江戸しぐさ講―浦島太郎からのおくりもの

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商人道「江戸しぐさ」の知恵袋

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