Wikipedia対ブリタニカ—優劣めぐりトップが激論という記事より。

Wikipediaの「みんなが編集者」というアプローチは、学術的な監修なしで、信頼できるリソースツールを生み出せるのだろうか? ブリタニカ百科事典のような従来型の百科事典は、外部の意見を入れない点が限界になっているのだろうか?

メールで行われたWikipediaのジミー・ウェールズ氏、ブリタニカ百科事典のデール・ホイバーグ氏の意見交換が公開された記事です。

ウェールズ氏はWikipediaに関して下記のように述べています。

強みとしては、よりタイムリーであること、カバー範囲がずっと包括的であることがあります。幅広い寄稿が寄せられるということは、より中立的でバランスが取れたカバレッジになる可能性が高いということです。弱点としては、荒らし行為の可能性や、現行版のWikipediaの全記事が常に書きかけだということなどがあります。

日本語版を利用していますが、まさにその通りだと思います。

そしてホイバーグ氏は以下のように。

われわれのコミュニティーは、執筆者やアドバイザーとして協力してくれる4000人を超える学者と専門家で構成されています。このシステムは、最も議論の多い事柄に関してもバランスの取れた記述を導く、十分な知識に基づく健全な判断を生み出せるように作られています。

ブリタニカ百科事典のオンライン版を利用したことがないのでなんとも言えないところではありますが、恐らくはWikipediaとブリタニカ百科事典は似ているようで、記事に書かれている通り「違う種類の生き物」なのではないかと思います。

個人的には、インターネットの“ベストエフォート”という考え方が好きなのですが、Wikipediaもベストエフォートな事典なのかな、と思っています。

とにかく記事が追加/更新されるスピードが速いので、最近は“ググる”のと同時にWikipediaで検索することも増えました。間違いもあるのかもしれませんが、それを超えた利便性を享受させてもらっています。