全マンガ家志望者必見。というエントリーより。

マンガ家のアシスタントをかれこれ30年以上やっておられる方の回想ブログ。2005年4月から始まって、現在も継続中です。

漫画家アシスタント物語という、30年以上あるマンガ家のアシスタントをしているという人の回想ブログがたけくまメモで紹介されていました。

その中で、たけくま氏がさいとう・たかを氏に「マンガ家になるためには、何が一番重要ですか?」と尋ねたところ「運ですね」という答えだった話が紹介されていました。

「才能があるというのは、前提の話であって。この世界に入る以上、才能なんかあって当たり前なんです。それ以上に、デビューするとか、頭角を現すとか、生き残るなんてのは、もう才能を超えた……運としか言いようがない。才能があるのに、運がないばかりに消えていった人を、私はたくさん見てきましたから……」

もしかするとマンガ家だけに限った話ではないかもしれませんね。才能はあるのに、タイミングであったり、営業下手だったり、様々な理由で大成しないということがあると思います。

同じ才能を持っているのであれば、最後は何らかの「運」が作用するのかな、と。でもそう考えると、「運も才能のうち」なのかもしれません。そういうのをかぎとる嗅覚とでもいいましょうか。

さらにこの後に『雨のドモ五郎』がスゴイというエントリーが続いており、このアシスタント氏が描き、ヤングジャンプに掲載された「雨のドモ五郎」(1987年ヤングジャンプ青年漫画大賞準入選)が紹介されていました。

この作品、アシスタント氏が運営しているWEB漫サイというサイトで読むことができるのですが‥‥。

読んで驚きました。

だって、読んだことあるんだもんこの作品!

1987年といえば今から19年前で、ぼくは中学生くらいです。当時はヤンマガ、ヤングジャンプ、ヤングチャンピオン、ヤングサンデーなど青年誌を手当たり次第に読んでいた記憶があるので(もしかするとまだ登場していない雑誌もあるかもしれませんが)、その中に「雨のドモ五郎」もあったのでしょうね。

ページをめくりはじめた瞬間に、どこかで読んだことがあると記憶が甦ってきました。そして、精神を病んでしまった針氏が自宅に現れるあのシーン。中学生だったぼくには非常に強烈かつ鮮烈なシーンとして心に刻まれていたのですが、一気に甦ってきました。

まさか20年ぶりに、こんな形で再会しようとは。